ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

平成30年 長崎県将棋大会予定表

長崎県内将棋大会H30年1月21日 支部対抗団体戦(長崎支部代表決定戦) H30年2月4日 第20回少年将棋大会(第43回小学生名人戦) H30年2月11日 第25回全国シニア名人戦 H30年2月18日 支部対抗戦(団体戦・個人戦県大会) H30年2月&7月 青雲荘将棋…

倉敷藤花戦

地方におけるタイトル戦開催については、その熱心さの度合いにはかなりの温度差がある。 その中でも大山名人の生誕地でもある岡山はぴか一ではないかと思う。 大盤解説会などは会場借り上げ料の名目で入場料を徴収するケースが多いのだが、ここ倉敷では入場…

将棋の日IN関西

よく関西方面へ旅するなかで、自らの体験を経て大阪の七不思議とも云えるものがある。 その一つが道路である。大阪では南北に走る道路を「△△筋」といい、東西に走るそれを「△△通り」という。前者には御堂筋、堺筋、松屋筋などがあり、後者には千日前通り、中…

菅井ノート相振り編

待望の一冊が出た。満を持して書いたのごとき一冊である。 前3冊(後手編、先手編、実戦編)は2012年から2013年にかけて出版された。 その当時、相振りについては若干触れている部分はあったが、ほどなくして本格的な「相振り編」が出るに違いない…

待ちに待ちたるタイトル獲得

遠い昔の子供のころ、運動会で全学年児童で準備体操とともに運動会の歌をうたったものだ。 「待ちに待ちたる運動会♪♪・・」という歌詞で始まるこの歌を妙に覚えている。 快晴の秋空のもと、自分がどんな走り方をしたかなど一切覚えていないのに、奇妙にこの…

どちらがでてきても倉敷で相振りを!

9月25日は第24期倉敷藤花戦の挑戦者を決める大一番の日。 甲斐智美女流5段vs伊藤沙恵女流2段の決定戦である。 甲斐さんだと里見5冠とはこれまで数多くの女流タイトルを競った仲である。 伊藤さんだと今春の女流王位戦に続くカードで相振りが期待で…

菅井新王位誕生

なべて世の中のことは一色に染まってはいけない。 プロ棋界で圧倒的に居飛車党が幅を利かす中にあって、振り飛車のこれまでの指し方に新たな可能性を求める気概を持った棋士がそれもタイトル戦という晴れの舞台で全局やってのけたというのが驚きを通り越して…

第59回九州G例会

日時:平成29年8月20日(日) 場所:博多市民センター 1 参加者:石川、太田、倉掛、古森、小池、坂田、酒井、千々岩、広瀬、堀切、八尋(以上11名) 二ケタの参加者で盛況だった。初参加が二人いる。 まず、小池氏は横浜市からの参加で、関東からの…

JT杯福岡対局

<なぜ飛車を振らなかったのか> 第38回JTプロ公式戦1回戦第4局が8月6日福岡国際センターで開催された。 カードは久保利明王将vs森内俊之九段である。 JTの公開対局に出かけるのは実に久しぶりである。 それもそのはず、聞けば久保王将の出場は…

王位戦福岡対局

第28期王位戦第2局が7月25・26日にホテル日航福岡で開催された。前夜祭と対局2日目の大盤解説会はJR九州ホールで行われた。 Comが見向きもしない振り飛車戦法というものをそれなら人間が究めんとして研鑽を積み重ねるプロ棋士には少なからず敬…

詰将棋全国大会

第33回詰将棋全国大会が名古屋市(愛知県産業労働センター)で7月16日に開催された。 この大会に私は既に二桁の参加回数になるが、今回がこれまでの中では一番の参加者数ではないかと思い、150ぐらいいくのかなと予想していたら結果的に133名との…

佐々木勇気五段

「蕪村春秋」という本で高橋治は「世の中には二種類の人間しかいない。蕪村に狂う人と、不幸にして蕪村を知らずに終わってしまう人とである」と書いている。 そのひそみにならうなら、人(将棋フアン)は将棋の世界に遊びながら、ふと詰将棋という魔界の世界…

もう一つのフィーバー

藤井聡太四段の28連勝目がかかった6月21日の世間のフィーバーぶりをよそに、私は一つの対局に注目し続けた。 羽生3冠への挑戦を決める第65期王座戦の挑戦者を決めるトーナメントが佳境に入っている。 菅井 vs 渡辺戦。菅井七段は先手中飛車から大…

振り飛車党、タイトル戦へ

第58期王位戦の挑戦者決定戦が6月9日、関西将棋会館で開催された。 朝からLive中継AbemaTVにくぎ付けである。 菅井竜也七段と澤田真吾六段との一戦。どちらが勝ってもタイトル戦初挑戦である。 実は菅井七段は2年前の第56期王位戦挑戦者決…

三度の相振り

第28期女流王位戦第4局は平成29年6月7日、徳島市で開催された。 昨日、梅雨入りした九州は翌7日にはここ長崎でも朝から雨模様であった。 ゆっくりネット観戦するには絶好の?空模様となった。 先手番となる伊藤さんは居飛車振り飛車の対抗型にするか…

相振りの女王

第28期女流王位戦第3局が平成29年5月31日に飯塚市で開催された。 大盤解説会は午後3時より「のがみプレジデントホテル」で行われ、解説に豊川孝弘七段、聞き手は室谷由紀女流二段だった。 対局は里見香奈女流王位、挑戦者は伊藤沙恵女流二段である…

菅井竜也七段

菅井七段のB1昇級祝賀会へ行ってきた。 平成29年5月21日、彼の後援会「竜棋会」の主催である。 この会に、私は平成25年4月に会員となった。 その前年の夏ごろだったか、ブログやツイッターをしていることもあって、たまたま「竜棋会」のサイトを発…

ふれあい三世代交流将棋大会

ネンリンピックの代表選考会を兼ねた標記の大会が5月14日に長崎市の勤労福祉会館で開催された。 参加者はネンリン33名、A級8名、B級14名、C級18名、こども14名の合計87名ネンリン 1位 江崎進 2位 石川寛二 3位 岩本寅吉 A級 1位 岩崎勝 2位 瀬戸…

森一門祝賀会

平成29年5月5日、「森一門祝賀会」へ2年ぶりに出席した。 2年前が参加者数230名であふれかえっていた感じだったのに、今年は250名を超えるということだった。立席ではなくテーブル席だが空間の余裕がほとんどなく、ひといきれで時折めまいがしそ…

詰将棋解答選手権(長崎会場)

第14回詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦の部門が4月8日、全国各地で開催された。 地元、長崎市では初めての開催である。 私は過去7年間、福岡会場の責任者としてその任に当たってきた。 長崎で開催することは私の以前からの夢であり、また懸案事項でも…

西日本久留米王位戦長崎県予選

第40期西日本久留米王位戦の長崎県予選が3月19日長崎市の三菱記念会館で開催された。 本大会は二人が県代表となる。 A級:代表決定戦(左が勝者) 伊ヶ崎博 vs 原田智矢 石本優 vs 福田大介 3位決定戦 福田大介vs原田智矢B級 1位吉原龍 2位…

王将戦・浜松対局

第66期王将戦は一気に方がつくと思いきや、第4局以降郷田王将が盛り返し、タイトルの行方が混とんとしてきた感じがした。 第6局は3月14日・15日に浜松市での開催である。 第5局終了後、浜松対局の前夜祭や現地大盤解説会のイベント情報が日本将棋…

第14回詰将棋解答選手権(長崎会場)の案内

今年より長崎会場をたちあげました。 実施要領は下記の通りです。 実施部門:初級戦&一般戦 運営協力:日曜子供将棋教室ふぁんた 会場:長崎市民会館2階 長崎市魚の町5−1 JR「長崎」駅から徒歩13分 会場URL→https://ngs-shiminkaikan.jp/access/ …

王将戦・岡山対局

第66期王将戦第4局が2月13日・14日に岡山県で開催された。 大阪市でも大盤解説会が開かれ(2月14日)、場所は北区茶屋町にあるMBSちゃやまちプラザ。 このプラザでは昨年来よりよく将棋のイベントが開かれるようになり、私が訪れるのは2回目である。 解説…

王将戦・尼崎対局

第66期王将戦第2局が1月23日・24日に尼崎市で開催された。 王将戦での尼崎市開催は2年連続となる。 昨年のカードは郷田王将vs羽生挑戦者で、羽生さんがめずらしく飛車を振っていたので急遽、二日目の大盤解説会へ出かけたものの定員120名のイス席…

朝日杯熊本対局

第10回朝日杯将棋オープン戦の公開対局はこれまで東京で開催されてきて、今回地方へやってきたのは初めてではなかろうか。 熊本地震復興祈念対局と銘打っての熊本への応援キャンペーンの一環とはいえ、これからはたまには地方で開催してほしいものである。 …

第58回九州G例会

日時:平成29年1月9日(月)pm1〜5 場所:博多市民センター 参加者:石川、太田、倉掛、古森、坂田、酒井、千々岩、八尋(以上8名) 1 課題作「入玉形」は6作集まったが、この日出席していない作者と連絡調整をする必要があり、詰パラ用の選題は酒井氏…