ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

「詰将棋の道3」出版記念・懸賞詰将棋

 私にとって3冊目となる詰将棋の本をこのたび、自費出版いたしました。本のタイトルは「詰将棋の道3」<金無双百番>です。副題にもあるように相振り飛車における囲いの一つである金無双に因んだ囲い図式です。詰将棋と指し将棋を共に愛してきた私からの振り飛車フアンに捧げる図式集でもあります。

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 出版記念に2題の詰将棋(この2つは作品集に収録していない)を懸賞出題いたします。こういった感じの作風が作品集を占めていると思っていただいて結構です。

第1問:ヒント 17手詰

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第2問:ヒント 37手詰

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解答送り先:tumeparashou@yahoo.co.jp

締め切り日:2020年2月27日

解答メール送信の際、住所・氏名を記載のこと。

優秀解答者の方より10名の人に当該本を進呈。

 

4月5日に長崎県大村市で将棋イベント

・「長崎将棋フェスティバル 」

・高見泰地七段と佐々木大地五段による将棋イベントです。

・主催=長崎県将棋を広める会

・日時=4月5日(日)10時から17時

・場所=大村中央公民館(シーハット大村)

・イベント内容=将棋大会、指導対局、サイン会、公開対局など

・参加申し込み、詳細な内容は下記参照。

http://nagasakishougi.mystrikingly.com/

女流名人戦第3局

2月11日は女流名人戦岡山県湯原温泉で行われた。

この日は朝日杯の大詰め3局がAbematvであったがやはり観ていて面白く、理解が進むのは振り飛車の将棋だ。くわえてそれが相振り飛車ならこの興奮は堪え切れないものがある。先手谷口さんの中飛車で始まった将棋は後手が12手目22飛車と廻り相振りとなった。

下記図は昼食休憩に入った局面(先手が46歩と指したところ)である。

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 後手は25歩、同歩、65銀、同桂から25飛と十字に捌く含みの攻めが後の手順で実現し、一気に寄せが決まった。先手は5筋に重複感の攻め駒が残る残念譜となった。これで里見さんは3連勝でタイトルを防衛した。3局を振り返ると挑戦者はいずれも寄せ合い負けを喫しているみたいで二人の力の差を感じた。

阿部隆八段、来崎

 2月2日の小学生名人戦大会の審判として阿部8段が前日に長崎入りされた。日本将棋連盟長崎県支部連合会の有志(7名)で歓迎の懇親会をランタンフエステイバルで賑わう新地の中華街で行った。

 以前よく関西に出かけていたときにイベント等でお見かけすることはあったが、居飛車党の棋士であることもあってか、面と向かって会話をしたことはなかった。折しも1月30日付で800勝を達成されたこともあってかいち早くお祝いを兼ねての会になったと思う。

 私としては2002年第15期竜王戦で挑戦者として羽生さんと戦ったイメージが強い人だったが、適当にアルコールが入ってか、なかなかのお話し上手であった。各個々人の棋士とのふれあい、過去から近未来に至る将棋界のことに加えてご本人自身もいろんなエピソードをお持ちであった。2時間があっという間に過ぎ、楽しいひと時であった。最後に名刺交換をして、詰将棋の自作品集を2冊進呈し、詰パラのPRをした。

 

詰将棋の解答(1月ブログ分)

1月1日分

*43桂 同香 42角成 同玉 41金 まで5手詰

1月18日分

*34銀 14玉 23銀生 13玉 12銀成 24玉 34馬 14玉 25馬 23玉 13成銀 同玉 33飛成 12玉 34馬 11玉 13龍 21玉 12龍 31玉 32歩 41玉 21龍 まで23手詰 

A級へ向けて二人の大一番

1月23日B1順位戦の11回戦がおこなわれた。

アベマTVで菅井竜也7段vs斎藤慎太郎7段の中継があった。

先手後手があらかじめ決まっている順位戦だが後手の菅井7段は早めに3間に振った。

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上記途中図は先手が23手目58金右と指したところで昼食休憩となった。この将棋は先手が居飛穴、後手が振り穴を目指し延々と駒組が続き午後4時半まで駒の衝突すらなかった。二人とも容易に負けない将棋を心がけているのだろうが、みている側としては少々退屈な気分になるものだ。解説が付かない映像だけの配信だけになおさらそう感じるのだろう。そういうこともあり本格的な戦いは夕食休憩後となった。その後、後手は相手の攻めをかわしつつ、やや細い攻めながらうまく手をつなぎ144手で勝った。これでA級昇級を決めた。彼の将棋人生において「エポックを画する」できごとであり、我がことのように嬉しい。「竜棋会」の仲間とともに素直に喜びを分かち合いたい。

叡王戦準決勝

1月22日は叡王戦の準決勝第1局がおこなわれた。

渡辺3冠vs青嶋5段戦である。先手番となった青嶋5段は前局に続いて振り飛車(55歩位取り中飛車)である。加えて解説が藤井猛9段だったので嬉しい限りである。『餅は餅屋』とはよくいったもので棋界のいろんな話しをまじえながら、振り飛車の変化等を分かりやすい口頭解説しながらでもよく理解できた。

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上記途中図は28手目に後手渡辺3冠が33角とあがったところである。この後、この将棋は先手の飛車角が捌けないなか、後手の飛車が8筋の敵陣へ侵入した。よく4枚の攻めは切れないというが、後手は2~3枚で寄せきった感じである。後手が強すぎるという面もあるが、先手の不出来さが目立つような気がする。