ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

詰将棋講座の講師となる

 母校・和歌山大学の同窓会組織(大阪支部)より、『詰将棋の魅力について』という演題で90分ほど語ってもらえないかと以前より依頼を受けていた。詰将棋全国大会が今年は大阪であるので、その翌々日(7月16日)に実現したものである。この大阪支部では月に1回、「人生塾」と称して同窓生のために文化講演会的勉強会を実施しておりその一環に協力したものである。参加した人は駒の動かし方は知っていても日ごろは詰将棋どころか指し将棋すらしない人がほとんどである。詰みとはどういうことか、詰将棋独特の基本的手筋を紹介しながら、私の作品集よりその手筋に見合う3手・5手詰を中心に解説したのが講座内容である。最後に詰将棋は基本的に人に教えられるものではなく自ら詰将棋に感動する感性が湧きおこらない限り趣味としては長続きしないということを申し上げた。

 今回の詰将棋は21手詰。駒交換に移動合。文鎮のような詰上がり。

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詰将棋全国大会

 今年の大阪大会(7月14日)へ行ってきた。全国から138名の詰将棋マニアが参集いたしました。

来年の開催地を九州でという動きがあったので、一つの目的意識を持って参加することにした。それは式次第にそってこのイベントがどのように展開していくかを再確認することにあった。また、アマレン杯握り詰に私も応募していたので他の人の作品や自分の作品がどのような評価を受けるかが気になったことにもある。

アンケート項目に握り詰応募条件に手数制限が初めて設けられたことについてどう思うかというのがあったので後日その集計結果を聞いて参考にしながら九州ならどうするかを決定したい。

懇親会のお開き近くに来年の開催地が九州と公言して正式に決まった。九州開催は12年ぶりである。前回、私は司会を務めたが九州グループ(九G)のメンバーの若干の入れ替わりもあっているので企画会議を開いてその役割分担を決めて大会に備えたいと思っている。

今回の詰将棋は33手詰。

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気になる菅井将棋

 第67期王座戦挑戦者決定トーナメントにベスト8まで勝ち進んでいた菅井七段が7月5日に佐藤天彦九段と対戦し敗退した。

一方、7月11日にB1順位戦3回戦が行われ、こちらは行方九段に勝利して3連勝となった。千田翔太七段も3連勝。この二人の対局が最終戦に組まれている。その一番が昇級への大一番になりそうだし、事実そうなってほしいと願っている。

今回の詰将棋は17手詰。3枚の桂の使い方。

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公的機関への詰棋書の寄付は有難迷惑

 これまで自費出版の詰棋書を県立や市立の図書館に寄付した経験がある。お礼の文書を添えて丁重なお礼を口頭でも受けるのだが、その後、一般の人が閲覧できる書棚に当該本が並んだことはない。

 書棚に並ぶ他の詰棋書を見ながら、分かる人が見ると分かるのだがと残念に思う一方、分からない人に司書が入っているかと思うと少々腹も立ってくる。やがて、この本はリサイクルに廻されたり、廃棄処分になるのであろう。一般論かもしれないが自費出版の本は図書館に寄付すべきではないと思っている。

 ところで話しは変わるが、6月18日付「つみき書店」のブログで国会図書館法のことが提起されていた。確実なアイディアだと思うが、私は現行の全日本詰将棋連盟詰棋書保存委員会へ1冊寄付すれば十分だろうと思う。私は若い頃より1冊作るたびに磯田氏に送付を欠かしたことはない。将来、調べ物が出てきたとき、特に地方にいると敷居が高い国会図書館より全詰連のほうがより気軽に問い合わせがしやすいからだ。

今回の詰将棋は25手詰。玉が広くなり、ちょっぴり不安になる駒交換があります。

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駒交換は手順前後の一因か。

 詰将棋創作において駒取り・駒交換は好まれるものではない。特に短編では要注意だ。だがまれに例外がある。それは「意外性」があるとおおかたの評価を得たときだ。でもそういう機会はほとんどないと云ってよい。よって、やはり禁じ手に近いだろう。

 ところで中編作以上ではごく自然に駒取り・駒交換は挿入してもよいと個人的には思っている。よく捌ける詰将棋というのはこれが要因の一つとして、からむこともあるからだ。私が指し将棋も楽しむ人だからあまり抵抗がないのかも知れないが・・・。

今回の詰将棋は27手詰。駒取り・駒交換があるが気に入っている作品の一つだ。おまけに「清涼詰」になる。

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久保九段vs藤井七段(竜王戦)

 ネットで藤井七段の対局をみることはほとんどない。飛車を振ることはないと分かりきっているからである。でも何事にも例外はある。それは対局相手が飛車を振った時である。本日はそういった日なのだ。

 しかしながら、久保九段や菅井七段の場合は少し見方が違う。常に二人の動向にアンテナをはっているから、久保九段の相手がたまたま藤井七段だったという見方が正しいのかもしれない。

 この竜王戦決勝トーナメントで久保九段は過去三年連続ベスト4まで勝ち進んだ(昨年は広瀬竜王に負けている)。なにか大きな壁に跳ね返され続けているみたいで、相性が良い棋戦なのかどうか私自身わからなくなってきた。

 さて将棋の内容は午後11時過ぎまでの大熱戦となったが藤井七段の勝ちとなった。また楽しみが一つ消えていく残念な結果となった。

 今回の詰将棋は19手詰。5手目の着手や6手目の合駒が考えどころです。

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久保九段インタビュー

 文春オンラインに久保利明九段の記事が掲載されていた。

ライトノベル『りゅうおうのおしごと』でお馴染みの白鳥士郎氏がインタビューされていた。

 久保九段が2冠を獲得されていたころはよく旅行を兼ねて番勝負の現地(大盤解説会)におもむいていたものである。昨年は菅井七段もタイトルを失ったので、最近では長崎に蟄居していることが多い。それはともかく振り飛車党フアンにとっては興味深い記事内容だった。

 今回の詰将棋は21手詰。金無双vs2枚角の攻防です。

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