ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

角換わり・相掛かり

 標記の戦型はあまり興味がないし、指したこともない。

今年8月の長崎での王位戦ではこの「相掛かり」にいやおうなく

付き合わされた。そこでこの戦い方を少しでも理解するために

約20局ほど棋譜並べをしてみた。

そこで分かったことが2点ある。

① まず銀桂の着手がやたら多い傾向がある。

  このことが複雑性・難解性を増幅していることである。

  それはプロ好みだといわれるとそれまでだ。

② 「手待ち」が時折、発生する。

  中住まい玉が行ったり来たりしている。特に解せないのが

  例えば先手で68玉が88へ移動するとした場合、

  まず69玉として次に79玉と寄る。それから88玉だが

  まれに再び68玉と上がったりする。これら手待ちの感覚に

  ついていけない。詰将棋に手待ちの概念がないから尚更だ。

 

今回の詰将棋:11手詰

 

 

詰将棋の解答(9月ブログ分)

9月1日分:82銀 62玉 73銀成 51玉 61飛 同玉 72成銀

   51玉 61成銀 同玉 53桂打 同金 62金 同玉 53馬

   72玉 64桂 82玉 71馬 同玉 72金 まで21手詰 

 

9月4日分:54桂 同歩 53銀 71玉 63桂生 同金 82銀

   72玉 81銀生 71玉 72歩 同金 同銀成 同玉 82金

   61玉 73桂打 同馬 同桂生 同金 51と 同玉 62角

   61玉 71金 まで25手詰

詰パラ9月号

詰パラ誌は2026年8月31日に届いた。

今月は3作品が登場している。

 

<保育園>

 初手一発の感がある5手詰。

こういう初手を実戦で発見するときっと感動するだろう。

 

次に結果稿から

<同人室>

 課題が干支にちなんだもので馬や桂馬が活躍する作品。

角や桂は好きな駒なので割と作りやすいと思った。

初型が純正金無双図式から手順をひねり出した。

11作品中、9位だったがC評価もなくまずまずだった。

 

<デパート>

 金無双崩れの作品で手数が35手もかかる。

5作品中、もっとも正解者が少なく無解者も多かった。

導入部分の作意が見えにくかったようだ。

私の金無双作品の作り方の一つは金2枚をはがしてしまうことだ。

当然、20手~30手台の手数を要することになるが、これらを

きれいに捌いていくということをいつも心がけている。

 

今回の詰将棋:25手詰

 

 

 

 

餅は餅屋

 NHKのEテレの将棋番組は漠然と見ていることが多い。

特に将棋講座では居飛車党の棋士が務めている時は興味がわかない。

居飛車の戦い方を披露されても詮無いことだし、ましてや振り飛車破り

の話しをされると何かとんでもないことをされた感じになってしまう。

そこにいくと振り飛車党の棋士は総じて面白い。

現在の講師・鈴木大介九段がこの8月・9月で相振り飛車を採り上げ

られている。振り飛車でもマニアックなこの戦法を2か月にわたり採用

するとはNHK将棋講座では史上初めてではないだろうか。

私は30年ぶりぐらいに8月号&9月号を思わず買ってしまった。

聞き手の山根さん(振り飛車党)も心なしか活き活きされているように

感じられる。

 

今回の詰将棋:21手詰

 

詰将棋の解答(8月ブログ分)

8月1日分:93角 同桂 82桂成 同玉 73桂成 92玉 84桂

   同歩 83銀 同銀 同成桂 同玉 72角 92玉 83銀

   91玉 81角成 同玉 72香成 91玉 82成香

   まで21手詰

 

8月4日分:84桂 81玉 72銀 92玉 91桂成 93玉 

   83桂成 同銀 同銀成 同角 84銀 同玉 85金 93玉

   83角成 同玉 92角 93玉 94歩 82玉 81角成

   83玉 92馬 まで23手詰

 

8月8日分:73金 同金 61角 62玉 52角成 同金 32飛成

   52金引く 53角 61玉 52龍 同玉 42金 61玉

   73桂生 同桂 52金 まで19手詰

 

8月20日分:61銀 同玉 71飛 同玉 53馬 同金 同角成 82玉

   72金 同玉 63歩成 82玉 71馬 同玉 72金 まで

   15手詰

王位戦長崎対局の終了

 第67期王位戦第4局が8月18・19日に長崎市で開催された。

戦型は相掛かりになったが正直この戦法は全く分からない。

私は<振り飛車&詰将棋が命>なので観戦に今一つ身が入らなかった。

勝負は143手で伊藤2冠が勝ち、対戦成績を2勝2敗の5分にした。

 ところで19日の午後に大盤解説会があったが午前中に指導対局あり。

解説会にあたる佐々木大地七段と大島綾華女流二段が講師を務めた。

私は佐々木七段に飛香落ちで指していただいた。

その途中図が次のとおり。

途中図に至る下手の主な指し手は18飛から歩を交換して16飛と浮く。そして

76飛と転回を図ったものである。2歩をもって図の局面を迎えたのが大きいと思う。

下手は以下、64歩 同歩 65歩の継ぎ歩から割と自由に攻めて寄せ切った。

 

今回の詰将棋:15手詰

 

将棋世界9月号

 9月号の詰将棋サロン①番で入選していた。

最近、時折入選しているがいずれも手筋ものである。

詰パラの学校は現在、構想ものが主流になっている。

手筋ものが重宝がられたのは二昔以上も前のことになる。

私が小学校の担当を5年務めたころは20年以上も前になる。

その頃も盤面いっぱいに使った構想ものの投稿が多かったようだ。

そもそも私が詰将棋を始めた動機は終盤が強くなりたかったからである。

指し将棋で良い手を指せば<筋が良い>とほめられるではないか。

将棋の棋力向上に役立つのはやはり手筋ものが一番と思う所以である。

短編の手筋ものは詰パラよりサロンが選題される確率が高いのではと

最近、感じています。

 

今回の詰将棋:19手詰