ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

九G会合報告

2024年4月20日、長崎を発つ頃は曇天の中、博多に着いた昼頃は小雨が降り始めた(天気予報は九州北部は午後から雨の予報)。

参加者は9人:石川 太田 川上 坂田 酒井 千々岩 弘中 堀切 八尋

 福岡市に住む弘中氏が初参加だった。

 

まずは解答選手権の反省会。福岡会場および長崎会場の運営責任者がそれぞれ報告して意見交換を行った。特に問題となったのは一般戦の④番の問題だった。福岡ではイベントの終了後、こんな難しい問題を出題されるようでは来年は参加したくないという人が二、三人でるなど選題をおこなった本部の姿勢を疑問視する意見が出された。参加者を集める苦労話しなど、また長崎ではなぜスタッフ3人で運営できているかの裏話を披露した。

 

全国大会について

 今年は関東地方の当番で来年は順番から言うと関西地方ということになっている。九州はコロナで二回連続して開催が流れてしまった経緯がある。創棋会のY氏より来年九州でリベンジ開催しないかと打診があった。その点をみんなで協議した。

 私は開催そのものをする気があるなら1年でも2年でも早い方がよいと述べたが、開催意欲が満々であったあの頃の気をそがれた後遺症は大きく、またここ数年でのスタッフ体制の懸念材料もあってお断りしようとの意見が大勢を占めた。こういうことはできそうにないと思えば当分の間、できるものではない。

 

今回の課題は「5筋に飛車の配置」だった。これは振り飛車党の私の提案で一度はやりたいテーマだった。私は52飛と守りの飛車を配置した作品を持参したが他の作品は5筋に攻め方の飛車を配置する方が多かった。このテーマ、理想だが5筋に飛車がいる必然性が欲しいところでもある。7作集まった中でプロジェクターで手順を解説、討論しながら4作を選択した。

 

次回開催は2024年10月19日(土)

 課題は千々岩氏の提案で「一直線」。横でも縦でも斜めでも可能。

逆算・あぶり出し得意な人は「詰上がり」を目指すだろう。

らしい手順を表現するのが得意な人は初型に配置することになる。

 

2次会はいつもの居酒屋へ5人で行った。

 四方山話しで2時間、楽しく歓談し帰るころには雨も上がっていた。

 

今回の詰将棋:21手詰