ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

詰将棋の手筋「馬筋消龍」etc

標題の「馬筋消龍」とは馬の効き筋を消す龍捨てという意味で、その昔、私が初心者に詰将棋の手筋を教える際に命名した私の造語です。大駒が成駒あるいは生の場合があるため、その組み合わせは16通りあります。その半分程度を詰パラの最近のバックナンバーの…

あるアマ指導者の功績

今年の1月2日、佐世保のアマ将棋指導者の川原潤一氏が逝った。涙を誘う深浦九段の弔辞とともに、数少ない関係者でお見送りをした。川原氏は将棋クラブを経営しながら、数多くの子供たちの指導育成に情熱を注がれてきた。私にとっては、詰将棋の件では長崎県…

竜王戦長崎対局を終えて

前夜祭 10月13日、対局会場となる長崎市の紅葉亭で午後6時半より開催された。100名近く集まった。会費が6000円と、ホテルの格からいって、少し心配したが長崎しっぽく料理のアレンジ風で質・量とも満足していただけたのではないかと思う。参加プロ棋士は渡辺…

井上慶太八段指導対局

11日開催の「棋士会将棋フェステイバルin大阪」へ行ってきました。10時開場へ到着。1階ロビーで棋士の方を中心に受付をされていた。西川和宏四段、船江恒平四段と名刺交換。西川四段から一度、創棋会でお会いしたことがありますと挨拶され、私は年に一度…

関西将棋会館道場記

9日、10日に関西将棋会館の道場で将棋を指した。大阪へ行ったときは極力、寄るようにしているところの一つ。この道場は営業時間が11時からとなっているが、土日はお客さんが多く、なぜ1時間あるいは30分早く、営業を開始しないかといつも疑問に感じる。まあ…

大阪散策

8日、大阪の心斎橋、道頓堀、千日前界隈を日がな一日散策。この難波方面と云えば、私は学生時代に和歌山市に住んでいたので、春・秋の将棋リーグ戦などで大阪へ行くときには、南海電車に乗って、この難波に乗りつけたものである。社会人になってからは、関…

日めくり詰め将棋カレンダー

昨年、5月に将棋ペン倶楽部の関東交流会に参加して、指し将棋の賞品として「日めくり詰め将棋カレンダー2009」をいただいた。発刊のうわさは聞いていたが、手に取ってみたのはその時が初めてであった。その日、参加されていた石橋女流より「来年用にぜ…

関西への旅

本日6日は今、大阪の梅田界隈のホテルにいて、この日記を書いています。今回の旅の一番の目的は11日の関西将棋会館で開催される「棋士会将棋フエステイバル」です。別の日の二日間ほど、2階の道場で将棋を指す予定であり、残りは観光に充てたいと思っていま…

順列七種駒着手の最短7手詰

今年の詰将棋全国大会での出来事である。会場で、あの話題になった「この詰将棋がすごい!」の本を入手して、あるページを見て思わずのけぞりそうになった。 それは、若いころから良く知っている秋元節三氏が解答者登場として、彼の好きな4局を紹介していた…

詰将棋における歩の妙手性

詰パラ平成21年9月号の小学校の選題の言葉で、私は好きな詰将棋作家を桑原辰雄氏・山中龍雄氏という二人のタツ人であると紹介した。二人に共通するのは、剛腕というイメージがいまだに強い。 昭和40年代前半、指し将棋の棋力が初段ぐらいしかないときに、近…

詰将棋における邪魔駒消去

今月の詰パラ・小学校の作品は選題の言葉にもあるように、邪魔駒をテーマにした作品を選題してみました。 邪魔駒は実戦では、めったにお目にかかれないのですが、詰将棋では割とポピュラーなテーマです。 この種の作品は、邪魔駒が最初から盤上に存在してい…

第23期竜王戦第1局

標記のタイトル戦が来る10月14日&15日に長崎市の紅葉亭で開催されます。プロのタイトル戦が長崎市内で開催されるのは、平成4年の第5期竜王戦第3局(谷川竜王vs羽生挑戦者)以来ですから、実に18年振りとなります。立会人は谷川九段・大盤解説は深浦九段で…

ブログ開設にあたって

詰将棋について 現在、詰将棋パラダイス小学校の担当をしています。詰パラの担当歴は通算して10年を超えており、詰パラ会員歴は約40年です。詰将棋自作品は詰パラに発表した分を中心として、短編作が多いせいか、約150作品あります。日記を書くときに、既発…

詰将棋の道

平成16年秋に標記のタイトルで106題の自作品集を自費出版いたしました。 17万円で千部印刷いたしました。400円の定価をつけて、販売に着手いたしましたが、売却できたのは僅か150部でした。 在庫の山を見て、このまま燃やせるゴミで抱えていても、広く、詰将…