ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

山本博志四段もビックリ

次の局面図は前ブログで紹介した朝日杯の稲葉vs菅井戦の後手が10手目32飛としたところです。 まずは3間飛車のスペシャリスト山本4段のツイッターにおけるコメントを紹介したい。 *菅井先生の将棋興味深いですね。流石の捌き。 (中略) *かなり衝撃…

菅井将棋が2局

11月28日は第13回朝日杯将棋オープン戦2次予選の日だった。 まず、午前に菅井7段は中村(亮介)6段と対戦した。 先手番となった菅井7段はいきなり3間に振った。中村6段は相振りの対局も多い振り飛車党なので当然相振りになると思いきや居飛車を選択した。…

マイナビ本戦より

11月27日は女流王座戦第3局がメインの注目局であったが、実はもう一局、第13期マイナビ本戦より、岩根忍女流3段対加藤桃子女流3段の対局が行われていて、時折気になるのでこちらものぞいていた。 後手の3間飛車で始まったこの将棋は上記図の90手目45桂に対…

女流王座戦第3局

女流のタイトル戦はアベマTVやニコニコ動画でなぜ中継がないのだろう。今や、振り飛車の番勝負が楽しめるのは女流の将棋しかないというのに。世の振り飛車フアンはもっと声を上げた方がいい。と、犬の遠吠えはそのくらいにして、今日は指し手が進行するパ…

倉敷籐花戦第3局

両者1勝1敗の後を受けて、11月24日前日に引き続き倉敷市で第3局が行われた。まず、注目したのは里見倉敷籐花の作戦である。第1局はそうなりそうだったのに伊藤女流3段の得意な相振り飛車をさけて居飛車で指した。第2局は相振りで戦ったがその指し…

倉敷へ行く

11月23日倉敷籐花戦第2局が倉敷市で公開対局(午後から)として行われた。会場の芸文館ホールの別棟(芸文館シアター)では菅井7段による大盤解説会が同時進行としてあった。対局そのものは10時開始で先手里見さんの中飛車に後手伊藤さんの3間飛車として…

女流名人戦の挑戦者

11月20日に第46期女流名人戦リーグの最終戦がおこなわれた。 上記図面の将棋は藤田綾女流2段vs谷口由紀女流2段の対戦より。先手の藤田さんが41手目56歩と指したところでこれより本格的な戦いとなった。なかなか面白い攻防が続き、最後102手で後手…

金無双 4

どんな囲いだってその囲いが完了して終局までじっとしているわけではない。金無双の守備体制も終盤戦の攻防では激しく変化する。相振り飛車の棋譜並べをしながら、そういった千千に変化する姿を目の当たりにするようになって私の中で「詰将棋創作」への思い…

金無双 3

金無双は一見、弾力性のない囲いにうつるかもしれないが穴熊囲いよりもよほど融通性がある。例えば、銀の位置だが82にじっとしていない。71や93に行ったりする。金だって縦に並んだりする。加えて銀冠や右矢倉に変貌を遂げることだってできるのだ。相…

金無双 2

藤井猛九段は「金無双」の囲いを『文鎮囲い』と表現したが、私はラグビーのスクラムだと思っている。玉の左側に金が二枚横に並び右側に銀が張り付く。一見、右が弱いみたいだが桂香がそれをカバーしている。そういった布陣が敵の飛角銀桂香の縦からの攻めに…

金無双 1

相振り飛車における玉の囲い方のひとつに「金無双」がある。実はこの「金無双」という将棋用語が好きだ。なんといっても「無双」という言葉の響きが伊藤宗看の『無双』(詰むや詰まざるや百番)を連想させる点がよい。無双とは比べるものがないほどすぐれて…

B1順位戦の菅井七段

11月14日B1順位戦の8回戦がおこなわれ、菅井7段は山崎8段に勝利し、7勝1敗となり首位をキープした。 将棋は後手菅井7段の53銀型四間飛車で始まった。先手は右玉にして飛車が69にまわった。まるで相振りみたいな形になったが先手67桂、後手…

王将リーグの久保九段

11月14日の王将リーグ戦で久保9段は藤井7段と対戦した。4間飛車で臨み、結果負けた。将棋の内容も悪く、あきらめがつくというか、リーグ陥落が決まってしまった。 一方、藤井7段は最年少タイトル挑戦をかけて11月19日の最終戦で広瀬竜王と対戦する大一番が待…

女流王座戦第2局

11月14日岐阜市で女流王座戦第2局が開催された。現在、8大タイトル戦より女流の番勝負が断然面白い。振り飛車の将棋が観戦できるからだ。この二人はいまや女流のトップ2。いっそ、7番勝負にしてもらいたいぐらいだ。 さて、注目の戦型は後手の西山朋佳・…

B2順位戦の杉本八段

11月13日アベマTVでB2順位戦7回戦より杉本昌隆8段vs中村太地7段戦の中継が行われた。二人とも今期の順位戦前半の成績が芳しくなく、もっと勢いのある棋士同士の中継でもと思うところだがやはり藤井7段の師匠ということで追いかけられているのだろう。…

清麗戦予選

11月12日第2回清麗戦予選があった。ついこの前に初代清麗・里見さんが決まったと思っていたら早くも第2回の予選が始まった。カードが香川愛生女流3段vs渡部愛女流3段である。システムがよく分からないが予選の端からスゴイ対戦カードである。将棋一途に、…

王将リーグの久保九段

11月11日に王将リーグ戦の久保9段vs糸谷8段戦がおこなわれて久保九段が振り飛車で快勝した。これで片目が開いた。この日は羽生9段が三浦9段に振り飛車で勝っている。振り飛車の日だった。なぜアベマやニコ動で中継がなかったのだろう。分かってい…

叡王戦の古森四段

11月11日叡王戦の本戦トーメントより古森悠太四段vs斎藤慎太郎七段の一戦がおこなわれた。先手となった古森4段はいきなりの3間飛車。後手は居飛車穴熊となった。68手目に56飛 同歩 66角の2枚替えを喫して、先手形勢を損ねたのではないだろうか。し…

倉敷籐花戦開幕

里見香奈倉敷籐花に挑戦する伊藤沙恵女流3段の第1局が11月10日米子市で開催された。相振りに誘いたいのが伊藤さんでこれに応じるか避けるかが里見さん次第とみていた。 振り駒で先手になったのは伊藤さん。開始当初からどちらも飛車を振りそうな駒運びだっ…

一戦一戦を大切に

11月8日にA級順位戦が行われ、久保9段は渡辺3冠に負けている。これで1勝4敗となり一挙に降級争いの先陣に立った。王将リーグといい、まだまだどちらも残留の目がある限り、一戦一戦を大切にして自ら納得のいく将棋が指せるように頑張ってもらいたい。フア…

叡王戦の菅井七段

11月8日叡王戦の本戦より菅井竜也7段と郷田真隆9段の一戦があった。後手番となった菅井7段はごきげん中飛車を選択した。ほどなくして55歩の位ばかりでなく35歩(14手目)と3筋の位まで取った。これが作戦上良い手なのかどうか難しいところだ。後手は飛車が中…

転がり落ちる先は

11月4日に王将リーグで久保9段は広瀬竜王と対戦して負けている。これでリーグ成績は3連敗。王将戦の番勝負を4連敗で失冠しているので通算すると7連敗である。彼に何が起こっているのかと云いたくなるほどだ。元タイトルホルダーの意地で残る3局を勝…

詰備会

11月3日に岡山市で開催された詰将棋の会合「詰備会」に行ってきた。ここは九州と同じく年に2回会合を持たれている。以前訪れたことがあるがそれを思い出せないほど過去の出来事だ。さて、参加者は14名。全国大会で会った人、他の会合であった人など顔…

順位戦の菅井七段

10月31日にB1順位戦7回戦がおこなわれた。菅井竜也七段は郷田真隆九段と対戦して勝利した。これで6勝1敗となり首位をキープしているものの1,2敗組が他に3人いてひとつ負けでもするとたちまち並ばれてしまう可能性がある。最終13回戦が抜け番…

叡王戦本戦に久保九段登場

10月31日pm3時より始まった将棋は久保利明9段の後手番となった。相手は及川拓馬6段。26歩、34歩、76歩に42飛車と振った。いわゆる角換わり四間飛車となった。解説に藤井猛9段に出演してほしいところだが、振り飛車党の杉本8段だったので…

詰将棋の解答(10月ブログ分)

10月3日分 *61銀 同金 63銀 同金 同桂成 同玉 53金 72玉 61飛成 同玉 51角成 72玉 73桂成 同馬 81銀 71玉 61金 82玉 73馬 同玉 62角 82玉 71角成 73玉 62馬 82玉 72馬 まで27手詰 10月4日分 *72銀 同金…