ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

将棋一般

ストンリバーの「相振り好局選」10−3

北村昌男九段vs花村元司九段 25期王座戦第1図は後手花村九段が52手目33桂と跳ねたところである。攻め出したらとまらない北村九段が東海の鬼・花村九段を 一方的に寄り倒す痛快な寄せである。▲55歩 ▽同銀 ▲同銀 ▽同角 ▲95歩 ▽同歩 ▲56飛 ▽44角 ▲54歩 ▽55銀 …

ストンリバーの「相振り好局選」10−2

安恵照剛八段vs森安秀光九段 29期C1順位戦第1図は後手の森安九段が60手目25桂と跳ねたところである。これに対して、先手は26歩以下角を呼び込んで玉の顔面 受けで応じるが、後手の指し方がなかなか参考になる。▲26歩 ▽同角 ▲27玉 ▽44角 ▲26歩 ▽18歩 ▲同…

ストンリバーの「相振り好局選」10−1

高田丈資七段vs坂口允彦九段 第27期C2順位戦よりかなり古い棋譜である。両対局者は既に故人となっている。第1図は先手高田七段が57手目66角と指した局面である。ここからの後手の指し手は先手の矢倉陣をうまく攻略している。 ▽45歩 ▲33角成▽同桂 ▲75歩 ▽…

支部対抗戦長崎県代表決定戦

標記の大会が2月24日長崎市の三菱記念会館で開催された。 その結果は次の通り。団体戦:1位 佐世保支部 2位 創歩支部 3位 長崎支部 4位 南高支部個人戦:1位 伊ヶ崎博 2位 竹下栄弘 3位 福本達樹・瀬戸川昭優勝した佐世保支部と伊ヶ崎氏は来る4月13・14日に…

シニア名人戦長崎県代表決定戦

標記の大会が2月17日長崎市の三菱記念会館で開催された。 その結果は次の通り。代表戦:1位 小村洋一(時津町) 2位 森塚勝男(長崎市) 3位 西川泰右(長崎市)*優勝した小村氏は来る4月13・14日に大阪で開催される第20回シニア将棋名人戦西地区大会へ出場…

小学生名人戦長崎県代表決定戦

標記大会が2月10日長崎市の三菱重工記念会館で開催された。その結果は次の通り。代表戦:1位 三森康平(皆瀬小5) 2位 金子覚柔(黒髪小4) 3位 高橋颯太(平戸小3)初心者の部:1位 田口青詩(志佐小3) 2位 西崎海斗(山田小3) 3位 柏木将義(白南風…

北九州ハイビジョン将棋フエステイバル&アマ竜王戦長崎県大会のお知らせ

第21回北九州ハイビジョンフエステイバルの開催平成25年3月23・24日 北九州国際会議場(小倉) 前夜祭:3月23日pm6 リーガルロイヤルホテル小倉 24日の本番イベントには谷川会長、森内名人以下プロ棋士13名ほど参加予定。 「こども将棋教室」・「指導対局…

久保将棋を藤井九段が解説

以前、週1回のペースでネット配信があった「将棋列伝」。13年前の棋譜(平成12年で段位は当時六段)だけに久保九段はノーマル四間飛車を指している。「捌きの基本は歩の使い方から」の印象を受ける一局なり。その対局を四間飛車の大家である藤井九段が解説し…

天下一将棋会

都会のゲームセンターにしかないという「天下一将棋会」私が住む長崎市にはなく、九州では福岡博多にあるかも知れないがよく把握していない。2011年11月にオンエアされたものだが、久保九段が解説者として出場されているので、マイブログにも貼り付けておき…

棋泉

指し将棋の勉強法では棋譜並べが好きである。中飛車、相振り飛車など個別にフアイルを作って、棋泉に入力している。それを開いてみることになるのだが、再現画面だけを見つめていても、どうもしっくりこないのである。やはり、音声をたよりに自分で盤に駒を…

はなれ駒あそび駒(原田康子著)

過日、標記の文庫本(講談社)を古書店で拾ってきた。全編、将棋の話しと思いきや、中身は前半が競馬で後半が将棋としっかり二つに分かれている。著者を存じあげて無かったのでネットで調べてみたら、北海道在住のまま執筆活動をされた小説家で、2009年に逝…

どうなるのだろうコラムの連載(週刊現代)

日本将棋連盟の米長会長が亡くなられたのは各報道等で周知のことである。 米長さんは長い間、週刊現代に1ページもののコラムを連載していた。 最近、装いも新たにして「棋士の愛した駒たち」と題したシリーズが始まったばかりである。 書き溜めした分(1月5…

将棋が強い女子高生

長崎県出身で将棋で活躍する女性と云えば「笠井友貴」さんが有名である。アマ女流棋界の数多くのタイトルを獲得して、TVなども出演しているのでご存じの方も多いであろう。 私も2008年に福岡で開催された詰将棋全国大会で彼女に出演をお願いして、私とペア…

シニア名人戦(県大会決勝)

いささか古い棋譜で恐縮なのだが、例年春に開催される全国シニア名人戦の県代表決定戦である。 この夏にその棋譜が地元の長崎新聞に掲載されたのであらためて私のブログでも記録にとどめておきたいと思う。 このシニア名人戦とネンリンピックの代表戦は私が…

朝日杯オープン戦プロアマ一斉対局(伊ヶ崎アマの場合)

第6回朝日杯将棋オープン戦予選のプロアマ戦9局の一斉対局が去る7月7日におこなわれ、アマ4勝の大健闘に終わったことは周知のことである。 その貴重な勝利の一翼をになったのが長崎県が誇るアマ強豪・伊ヶ崎博五段である。彼の場合は、県代表というより今や…

第53期王位戦第3局長崎対局前夜祭

8月1日・2日の王位戦第3局を前に7月31日に対局会場となるホテルニュー長崎で前夜祭が開催されたので行ってきた。 午後6時開宴。80人位の参加のなか、定刻通り始まる。 冒頭、主催の3社連合を代表して西日本新聞社の川崎氏が挨拶。 次に、地元歓迎の挨拶を長…

藤井猛九段

第53期王位戦7番勝負がいよいよ7月10日から開幕する。 6月28日付の私のブログでも紹介したように第3局は長崎市で開催される。 主催新聞社の一つである西日本新聞の7月3日付にこのタイトル戦の特集記事が掲載された。 記事の内容は二人の成績、タ…

第53期王位戦第3局(長崎)前夜祭&大盤解説会

長崎市でプロ将棋のタイトル戦が2年振りに(平成24年8月1&2日)開催される。前回は第23期竜王戦第3局(渡辺竜王vs羽生挑戦者)平成22年10月14&15日だった。対局場所となるホテルニュー長崎はJR長崎駅に隣接するホテルで交通アクセスは…

第6回朝日杯将棋オープン戦・プロアマ戦

第6回朝日杯将棋オープン戦の開催にあたり、来る7月7日(土)にプロアマ戦公開10対局が開催される。 プロ側は基本的に棋士番号が新しい順に10人が出場する。 アマ側の10人は清水上徹・朝日アマ名人と3月17・18日に開催された朝日アマ名人戦全国大会の上位進…

文部科学大臣杯第8回小学校将棋団体戦長崎県代表決定戦

標記の大会が6月17日に長崎市の三菱重工記念会館で開催された。その結果は次の通り。1位:佐世保市立祇園小(金納龍世・前田琢也・北川智章)2位:平戸市立平戸小(眞崎龍・三木隆悟・高橋颯太)3位:長崎市立戸町小(山根晃静・丸田義和・大渡翔)4位:平戸…

山口近県将棋チャンピオン大会

13日(水)に名人戦大盤解説会へ小倉に行った。近年、ネット情報が盛んで現地での大盤解説会はやや元気がなくなってきたのではないかと懸念している所ではあるが、九州ではプロタイトル戦が来るのがやはり稀なのか、また二日目ということもあり300人ほ…

第11回全国小学生「倉敷王将戦」長崎県代表決定戦

標記の大会が6月10日に長崎市の三菱重工記念会館で開催された。その結果は次の通り。高学年の部:1位 金納龍世(佐世保祇園小6) 2位 金子覚柔(佐世保黒髪小4) 3位 三森康平(佐世保皆瀬小5) 4位 北川智章(佐世保祇園小6)低学年の部:1位 山根晃静…

53期王位戦七番勝負

53期王位戦の日程と対局場が公開された。第1局:7月10・11日 松本市「ホテルおもと」 第2局:7月24・25日 函館市「花びしホテル」 第3局:8月1・2日 長崎市「ホテルニュー長崎」 第4局:8月8・9日 神戸市「中の坊瑞苑」 第5局:8月22・23日 徳島市「渭水…

文部科学大臣杯第8回中学校将棋団体戦・県代表決定戦

標記大会が5月27日に長崎市の三菱記念会館で開催された。その結果は次の通り。1位:小江原 2位:青雲 3位:長崎東*優勝した小江原中(吉原龍、有田光佑、大賀尚汰)は来る7月に大阪市で開催される全国大会へ出場する。 本日の詰将棋:9手詰

ふれあい三世代交流将棋大会

第9回長崎県ねんりんピックの選考会を兼ねた標記大会が5月20日に長崎県雲仙市の小浜老人福祉センターで開催された。その結果は次の通り。ねんりんピック:1位 山川和敏(長崎市) 2位 藤田立明(南島原市) 3位 溝口照秀(長崎市)A級:1位 吉原龍(長崎市…

高校総合文化祭将棋選手権大会

標記大会が長崎県西彼杵郡時津町の東部コミュニテイセンターで5月19日に団体戦、5月20日に個人戦が開催された。その結果は次の通り。団体戦:1位 長崎東高A(細井日向、桑原広太、北村峻正) 2位 青雲高 (駒井傑、堀江英顕、西原光紀 ) 3位 長崎東高B(…

第8回竜虎戦

標記の大会が来る4月7日(土)に小倉で開催される。 福岡県下のアマ棋界の春のイベントとしてふさわしい大会で毎年200人近く参加者がある。 でも、少し困ったことになった。 例年、この大会は日曜日開催なので安心しきっていたのだが、なんと「詰将棋解答選…

森内俊之名人

日経ビジネスに「Associe」という隔週おきに発行されている雑誌があり、私はそれを定期購読している。その10月4日号にインタビューを土台にした森内名人の記事が載っていた。羽生2冠に1年半遅れて4段になり、ライバルの輝かしい実績を横目に腐…

将棋の羽生王位が金字塔

9月15日の西日本新聞の社説で、標記のタイトル(サブタイトルが大記録達成)にて、羽生王位の記事が掲載された。記事の前半部分は将棋フアンなら、よく理解できることなので後半部分を紹介したい。(・・・さらに将棋にはマージャンの伏せ牌やトランプのよう…

第9回西海将棋団体戦

8月28日標記の大会が佐世保市内「アルカスSASEBO」で開催された。今年で9回目を数えるが、昨年まではリゾート施設・ハウステンボス内で開催されていたが、経営者が交代したこともあり、云々と、冒頭開会挨拶の中で、説明はあったもののどこか釈然とし…