ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2013-01-01から1年間の記事一覧

本番近し→長崎しおかぜ総文祭

第37回全国高等学校総合文化祭(長崎大会)の将棋部門の実施要領が郵送されてきた。7月19日のブログでも紹介したように私も審判の一人として参加するが、大会の規模に対して審判員の数が少ないように感じられるが気のせいかもしれない。 初日:AM9〜PM…

JT杯福岡大会

7月20日(土)JT杯福岡大会へ行ってきた。 午後2時ごろ、会場へ着いた。ちょうど「こども」大会の部の決勝戦が始まるところだった。 学校は夏休みに入ったばかりとはいえ、心なしか観客の入りが今一つのように感じられる。 さて居眠りしてはいけないので、…

ストンリバーの「相振り好局選」追加-13

森安秀光九段 vs 星田啓三八段 第29期C2順位戦 たびたび登場する森安九段であるが、振り飛車のスペシャリストであり数多くの相振りの実戦棋譜を残されている。本局では金銀の捌きが実にすばらしく、まさに芸術的ともいえる。特に途中図における86金は最…

2013長崎しおかぜ総文祭

第37回全国高等学校総合文化祭の開催まであと12日と迫ってきた。 総合案内サイトは下記のURL ↓ http://www.nagasaki-shiokaze.jp/ 将棋の部門で私も運営スタッフの一人としてお手伝いします(審判、決勝戦の棋譜をとるetc)。 以下、将棋の実施要領を…

詰将棋全国大会参加記

7月14日(日)名古屋市で開催された第29回詰将棋全国大会へ行ってきた。 今年は例年に比べ、梅雨末期の集中豪雨に見舞われることもなく、また台風襲来もないという天候にめぐまれ、且つ、関東や関西からもアクセスがしやすい地の利が功を奏してか、百名を超…

第67回アマ名人戦長崎県代表決定戦

標記大会が7月14日長崎市の三菱記念会館で開催された。 その結果は次の通り。まず、各クラスの参加者数は A級32名 B級18名 C級6名 子どもクラス6名 の合計62名でした。A級:1位 伊ヶ崎博 2位 瀬戸川昭 3位 木下敏彦、 吉丸幸大B級:1位 高浜直人 2位 倉…

詰将棋と指し将棋の選択

7月14日開催の第29回詰将棋全国大会(名古屋市)へ本日(13日)、出発する。 昨年は九州を襲う集中豪雨のさなかでの移動だったが、今年は早い梅雨明けでやや拍子抜けである。 猛暑で大変だが、まあ、JRダイヤが乱れないであろうことだけは一安心である。 …

ストンリバーの「相振り好局選」追加-12

脇謙二八段 vs 依田有司六段 第40期昇降級リーグ4組相振り飛車で矢倉に組まれてしまうと、本局の先手陣のように石田組ではなかなかうまくいかないものである。本局でも75歩とたたかれたが、86飛とかわして以下穴熊の堅陣を活かしながら、細かい攻めを続け…

アマ竜王戦(週刊将棋記事など)

1 優勝祝賀会アマ竜王戦で全国制覇した伊ヶ崎博氏を囲んで、6月30日に有志により長崎市内で祝賀会をおこなった。来賓として読売新聞長崎支局長の安藤洋章氏を招き、長崎県内の各支部の会員等が参集した。急な呼びかけにもかかわらず、50名弱の人たちが集ま…

詰パラ7月号<小学校選題の言葉>補遺

詰パラ7月号で私が担当する小学校の選題の言葉として次のようなことを記述した。 「 詰パラの担当は5年ぐらいが望ましいとの持論を持っている。2,3年では短すぎるし、5年あれば自分が思っていることがほぼ展開できる。それを過ぎるとややもすればマンネリ…

女流王座戦より(鈴木vs長谷川)

第3期リコー杯女流王座戦2次予選が始まっているが、6月20日に鈴木環那女流二段と長谷川優貴女流二段の一戦がおこなわれた。ライブ配信が行われていたので、その日ネット観戦していた。 先手の鈴木さんは先の第6期マイナビ女子オープンの本戦では矢内さん、甲…

久保九段vs渡辺竜王

久保九段は渡辺竜王に当初は相性が良かったが、最近では分が悪くなっている。久保さんから見た勝敗の状況は、 ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ● ● ● ○ ● ○ ○ ● ● ● ● ●ごらんのように11勝11敗だが、直近では5連敗している。最後の戦いが2013年4月18日の第84期棋聖戦準…

アマ竜王戦優勝祝賀会

<急告>6月22・23日に開催された第26回アマ竜王戦全国大会で長崎県代表の伊ヶ崎博五段が初優勝されました。下記のとおり、祝賀会を開催いたします。日時:平成25年6月30日(日)PM6〜場所:三菱記念会館(JR長崎駅or浦上駅より徒歩15分)申込先:…

先手中飛車<角交換型>菅井竜也五段勝局集

菅井五段による菅井ノート(後手編)が昨年の秋に、同(先手編)が今年の1月にそれぞれ刊行された。先手編では「石田流3間飛車」が主体となりつつ、先手中飛車<角交換型>も紹介されている。中飛車の方は次の図のように7筋で銀交換にする指し方の研究がメイ…

文部科学大臣杯第9回小学校団体戦長崎県代表決定戦

標記の大会が6月16日長崎市の三菱記念会館で開催された。その結果は次の通り。参加5チームで総当たり戦をおこなった。1位:平戸小 2位:戸町小 3位:皆瀬小 4位:長大附属小 5位:生月小*優勝した平戸小学校チーム(三木隆悟6年、眞崎龍6年、高橋颯太4年)…

短編詰将棋の魅力

1 短編詰将棋の位置づけ 二十歳ぐらいまでは一歳の年齢差がとても大きい。学びの学年差を考えると明白だ。 長編の詰将棋では31手も39手も表現できる内容に大差はないが、3手から9手の一桁になると、俄然趣が違う。 俳句や短歌の世界だと云ってしまえば語弊…

ストンリバーの「相振り好局選」追加-11

森安秀光九段 vs 芹沢博文九段 第38期昇降級リーグ1組正統派居飛車党だった芹沢9段のめずらしい相振り飛車である。振り飛車党の森安9段に対して相振りの注文をつけたと云ういうところだろう。後手の指し方は攻めの銀をうまく金と組みかえて、やがて金銀で…

福岡の将棋事情(後編)ほか

1 福岡の将棋事情(後編)福岡将棋会館の指導棋士・関口武史四段による標記の特別リポート・下が週刊将棋6月12日号に掲載されたので紹介いたします。 2 菅井五段の中飛車講座 今週の週刊将棋にはもう一つの注目記事がある。それは菅井五段による見開き2…

第12回全国小学生「倉敷王将戦」長崎県代表決定戦

標記の大会が6月9日長崎市の三菱記念会館で開催された。 その結果は次の通り。 高学年の部 1位:金子覚柔(黒髪小5) 2位:三森康平(皆瀬小6) 3位:山根晃静(戸町小4) 低学年の部 1位:柏木智成(白南風小2) 2位:吉本太一(附属小3) 3位:廣津伸…

映像で見る将棋大賞

第40回になる将棋大賞については既に将棋世界6月号にて、その選考会の模様や(123ページ〜)、最優秀棋士賞を受けた渡辺竜王のインタビュー記事(24ページ〜)など関連の記事が詳細に載っていることは将棋フアン周知のことである。次に紹介するのは平成25年4…

第71期名人戦第5局・BS解説(渡辺竜王)

森内名人の防衛となった名人戦第5局をNHK衛星放送では渡辺竜王解説・聞き手が戸辺六段で放映された。一手一手の意味、常に進行する局面での形の捉え方という視点で実に名解説である。振り飛車党の私でも将棋という考え方に思わず引きづり込まれた。近10年…

第34回全国中学生選抜将棋選手権大会長崎県代表決定戦

標記の大会が6月2日長崎市の三菱記念会館で開催された。 その結果は次の通り。1位:山口賢人(広田中3年) 2位:吉原龍(小江原中3年) 3位:金納龍世(祇園中1年)、横井晴士(青雲中3年)*参加者数14名で予選リーグを経て、決勝トーナメントをおこない…

ストンリバーの「相振り好局選」10−10

長岡裕也五段vs伊藤真吾四段 第36回三段リーグ第1図は後手伊藤四段が70手目99角成と切り込んだところである。これに対して先手長岡五段は馬に目もくれず、美濃囲いを一気に攻める。▲73桂打▽同桂 ▲61龍 ▽同銀 ▲71銀 ▽同玉 ▲73桂成 ▽82金 ▲63桂 ▽同歩 ▲同歩…

準備着々、長崎しおかぜ総文祭

長崎県庁の広報誌「県民だより」6月号に「2013長崎しおかぜ総文祭」の特集記事が組まれた。 囲碁将棋を始め24部門あるが、今回は各部門の紹介はほとんどなかった。 来月号で将棋の紹介記事が掲載されたら、このブログでも広報したい。

第54期王位戦開催日程決まる

第54期王位戦の挑戦者決定戦が5月29日に佐藤康光9段と行方尚史8段の間でおこなわれ、行方8段が勝ち、タイトル戦初登場となった。それを受けて、羽生王位との王位戦7番勝負の日程が公表された。 第1局 7月10・11日(水・木) 銀波荘(愛知県) 第2局 7月23・2…

北九州将棋フエステイバル・補遺

今年の3月23・24日に小倉で開催された第21回北九州ハイビジョン将棋フエステイバルについては、私も行ってきたのでその内容については私のブログ(3月26日付)にて紹介していたところです。 そのイベントのプログラムの一つとして「永世名人対談」というの…

好手連発、ニコニコ動画etc

週刊将棋(5・29号)より *棋聖戦5番勝負がニコニコ生放送で中継 6月4日に開幕する第84期棋聖戦は羽生善治棋聖vs渡辺竜王の3冠王対決だが全対局が完全生中継される。 第1局6月4日 第2局6月22日 第3局7月6日 第4局7月17日 第5局8月2日 *あさって(30日)…

文部科学大臣杯第9回中学校将棋団体戦長崎県代表決定戦

標記大会が5月26日に長崎市の三菱重工記念会館で開催された。 その結果は次の通り。1位 青雲中学A 2位 佐世保北中学 3位 広田中学*参加チーム数は7チームでした。*優勝した青雲中は来る7月24日に大阪市で開催される全国大会へ出場する。

第26回全国高等学校将棋竜王戦長崎県代表決定戦

標記大会が5月26日長崎市の三菱重工記念会館で開催された。 その結果は次の通り。1位 吉丸幸大(佐世保高専3年) 2位 瀬戸川智香(長崎西高2年) 3位 有田光祐(長崎西高1年) 平元気(佐世保工業3年)*参加人数は21名でした。*優勝した吉丸さんは8月22…

JT杯、今年はどこへ行こうかな

平成25年度のJT杯(将棋日本シリーズ)は来月から15日の熊本対局を皮切りに半年間の熱き闘いが始まる。 公開対局の上、開催地も固定化しているので将棋フアンとしては楽しみなイベントである。 トーナメント表を見ていると振り飛車が期待できるような組み…