宮沢章夫氏が急逝(心不全・65歳没)されて、この9月には1周忌を迎える。
劇作家、演出家が本職で小説も発表されていた。
この8月に最後の著作?が発行された。ブログ標題の本である。
私はふとしたきっかけで彼のエッセーのフアンになった口である。
「牛への道」「アップルの人」「考えない人」「彼岸からの言葉」「わからなくなってきました」「よくわからないねじ」etc一連の著作は読んでいて思わず吹き出しそうになってしまったりした。今ではどの本を最初に読んだのかさえ定かではない。
彼の数あるエッセーのなかで最大の傑作は「時間がかかる読書」と「資本論も読む」の2冊が双璧だろうと私自身は思っている。
とにかくどれも何度読んでも面白い。
今回の詰将棋:19手詰