ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

女流アベマトーナメント

10月9日女流アベマトーナメントが開幕となった。。

まずは里見4冠チームvs山根チームの対戦である。

どちらかが5勝するまで競われるが今回8局おこなわれた。

そのうち7局が振り飛車戦であった。

これだから女流の将棋は面白い。

やはり観る将棋は楽しく鑑賞すべきものだ。

その中より第3局の里見4冠vs山根戦を紹介したい。

先手3間飛車vs後手向い飛車の相振り飛車で始まった。

途中図は後手が58手目88角と打ちこんだところである。

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この後後手の角は79に成ってからこの馬はこまやかによく動く。

盤上を馬が駆け巡るという感じなのである。

詰将棋ならさしずめ「馬鋸」の動きといったところだろう。

118手目に26馬と先手の飛車と刺し違えるまで延べ11回の馬の捌きだった。

将棋は先手が147手で勝ったが実に珍しい棋譜をみたという思いがする。

今回の詰将棋:19手詰

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