詰将棋全国大会の恒例イベントに「アマレン杯握り詰」がある。今年は使用駒はともかく、19手以内という手数制限がかかった。初めての出来事であり、かつイジメにあった気分でもある。この握り詰はいったい誰が駒を握っているのかというとアマレンの理事長が握ってると以前、聞いたことがある。アマレンは昨年夏に役員の大幅な改選が行われた。それが原因でないことを願うが・・・。
さて、スムーズに作品が出来上がるか挑戦してみた。似たような構図からスラスラと3作できた。20手台の詰手数のためにコンテストには出せないが収束がそれぞれ適当に気が利いているので披露したい。詰将棋作家というのはこのような収束パターンの引き出しを持っているので握り詰でもあまり苦にしないものである。ところでこれらの作品を19手にするために頭数手をカットすればよいというものではない。そうすると使用駒そのものの条件が狂ってしまうからである。もし、長篇作品を嫌ったのであれば、もう少し落としどころがあったと思うのだが・・・。それでも、19よ大阪へ。
締め切りが1か月近くあるので新しいアイデアで19手以内に挑戦してみたい。
(下記作品は21手詰・23手詰・29手詰です。)