4月11日に出題した懸賞詰将棋の解答です。
第1問:35銀 同歩 34金 同玉 54飛成 まで5手詰。2手目13玉は24金まで。4手目13玉は35角までの歩余り同手数。初手33銀 同銀 21飛成は22に合駒をされて詰みません。
第2問:34桂 同金 31銀 同玉 32金 まで5手詰。4手目33玉は42角成まで金余り同手数。角の効きを利用しての詰上がりです。
第3問:36飛 同玉 45銀 同桂 46金 同と 25馬 まで7手詰。いわゆる手筋ものという作品ですが、必然的意味合いの手で考えやすかったと思います。
第4問:43銀 同金 46桂 同飛 23角 同金 35金 まで7手詰。初型44玉と歩を取られてはいけないので初手は22馬の効きを通す43銀。3手目と5手目の手順前後にも注意を要するところです。
第5問:33金 同銀 同桂成 同桂 45銀 同桂 33金 44玉 24龍 まで9手詰。2手目同桂は同桂成 同銀 45金 43玉 55桂 までの早詰。
第6問:62金 同歩 51と 同玉 62銀 41玉 42桂成 同玉 32金 まで9手詰。この作品のテーマは「駒の打ち替え」という手筋が狙いです。初手は大切な金を打ち捨てるのが少々考えどころだったと思います。2手目及び4手目に31玉は22銀打まで。と金を銀に打ち替えたあとは駒取りで収束です。
解答ご応募いただいた方は6名で全員に拙作品集「詰将棋の道3」を進呈いたします(4月16日発送)。