たび重なる締切日の延長を繰り返しつつ、昨日で参加申し込み者がついに26名となった。運営責任者として本当にうれしい限りである。
私の悲痛な叫びとも云える参加への呼び掛けに応えてくれた方々に心の底から感謝の意を表したい。そこで、将棋の本を35冊、プロ棋士の色紙・扇子を10点それぞれ参加賞、優秀賞として用意した。参加費がペイしたうえに、みやげまでいただいたと喜んで帰っていただきたい。
そして、なんといっても制限時間40分ないし60分という条件で、適度な緊張感のもと、どうか詰将棋に集中できることを楽しんでいただきたい。私の経験から云うと、詰将棋の作図力・解図力というのはある種の集中力の産物にほかならない。しかしながら、人間の集中力は長時間続くものではない。そういった中にあって、集中できる時間を持てるということは実は大切なことなのである。こと将棋に限らず、今後の実生活あるいは学校生活で是非、応用していただきたいものである。
本日の詰将棋：5手詰
