8月15日に女流王座戦の本戦トーナメントの一つがおこなわれた。
西山朋佳女流3冠vs上田初美女流4段の一戦。
先手の西山さんがいきなりの3間飛車に対してなんでもできる上田さんは相振りをさけて対抗型を選択した。
駒組が続く中、先手は角道を開けたまま角交換を誘っているようでどちらからもなかなか角交換をしなかった。こういう駒組はお互いに神経を使うものだが先手は23手目にやっと66歩と止めた。
上記図は93手目先手の24銀に対して32玉と逃げたところです。
なんとなく詰みがありそうだなとみていると西山さんは踏み込んで詰ましてしまいました。111手で先手の勝ち。この局面図では詰将棋になりそうだなと直感しました。
そこで余詰を消し、できるだけ非限定を消して西山さんが指した手順とは違う作意になりますが出来上がったのが今回の詰将棋になります。
今回の詰将棋:19手詰