8月16日に第73期王将戦2次予選がおこなわれた。
勝者が「王将リーグ」に進出する一番となる。
菅井八段は中飛車穴熊をめざした。これに対して広瀬八段は果敢に穴熊を攻めたが先手は二つの馬を守りに引き付ける柔軟な対応で終始指しやすさを感じさせる展開だった。粘る後手を167手で退け、自身初の王将リーグ入りを果たした。
タイトル戦に振り飛車党の棋士がなかなか登場しない中、菅井8段は一番近い位置にいる棋士である。王将戦のリーグ戦は厳しいことで定評があるが期待してやまない。
今回の詰将棋:25手詰