詰将棋全国大会の現地へ行ってもいないのに参加記みたいなものをブログに掲載したらアクセス数が一日で100件近くに達していた。
これは「講釈師、見てきたような嘘をつき」という意味合いではなくてYouTubeの配信を見ての感想を述べたので一種の参加記には違いない。今後こういった形態での参加記も大いにありうるのではないかと思う。
しかし、実際現地に赴き多くの棋友と顔を合わせて、語り、かつ懇親会でおおいに盛り上がるということがこれまで一番の楽しみでまた大切にしてきたのでこのことが私の中で変わることはないだろう。
全国大会を契機に出版される詰将棋作品集がある。
今回、事前情報があった4冊はアマゾン等で取り揃えた。
そもそも詰棋書は全国大会に華を添えるものだ。
しかし、今回とりわけ故人作品集となった2冊を眺めながらむしろ逆に故人をしのんで、その功績をたたえ、静かに出版のお祝いをしているのが全国大会なのではないかという思いが少々あつい感情とともに込み上げてきた。
風みどりさん、角さんを始め出版に携わった皆さん、本当にありがとう!
今回の詰将棋:25手詰