ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

公的機関への詰棋書の寄付は有難迷惑

 これまで自費出版の詰棋書を県立や市立の図書館に寄付した経験がある。お礼の文書を添えて丁重なお礼を口頭でも受けるのだが、その後、一般の人が閲覧できる書棚に当該本が並んだことはない。

 書棚に並ぶ他の詰棋書を見ながら、分かる人が見ると分かるのだがと残念に思う一方、分からない人に司書が入っているかと思うと少々腹も立ってくる。やがて、この本はリサイクルに廻されたり、廃棄処分になるのであろう。一般論かもしれないが自費出版の本は図書館に寄付すべきではないと思っている。

 ところで話しは変わるが、6月18日付「つみき書店」のブログで国会図書館法のことが提起されていた。確実なアイディアだと思うが、私は現行の全日本詰将棋連盟詰棋書保存委員会へ1冊寄付すれば十分だろうと思う。私は若い頃より1冊作るたびに磯田氏に送付を欠かしたことはない。将来、調べ物が出てきたとき、特に地方にいると敷居が高い国会図書館より全詰連のほうがより気軽に問い合わせがしやすいからだ。

今回の詰将棋は25手詰。玉が広くなり、ちょっぴり不安になる駒交換があります。

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