ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

駒交換は手順前後の一因か。

 詰将棋創作において駒取り・駒交換は好まれるものではない。特に短編では要注意だ。だがまれに例外がある。それは「意外性」があるとおおかたの評価を得たときだ。でもそういう機会はほとんどないと云ってよい。よって、やはり禁じ手に近いだろう。

 ところで中編作以上ではごく自然に駒取り・駒交換は挿入してもよいと個人的には思っている。よく捌ける詰将棋というのはこれが要因の一つとして、からむこともあるからだ。私が指し将棋も楽しむ人だからあまり抵抗がないのかも知れないが・・・。

今回の詰将棋は27手詰。駒取り・駒交換があるが気に入っている作品の一つだ。おまけに「清涼詰」になる。

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