ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

詰将棋講座の講師となる

 母校・和歌山大学の同窓会組織(大阪支部)より、『詰将棋の魅力について』という演題で90分ほど語ってもらえないかと以前より依頼を受けていた。詰将棋全国大会が今年は大阪であるので、その翌々日(7月16日)に実現したものである。この大阪支部では月に1回、「人生塾」と称して同窓生のために文化講演会的勉強会を実施しておりその一環に協力したものである。参加した人は駒の動かし方は知っていても日ごろは詰将棋どころか指し将棋すらしない人がほとんどである。詰みとはどういうことか、詰将棋独特の基本的手筋を紹介しながら、私の作品集よりその手筋に見合う3手・5手詰を中心に解説したのが講座内容である。最後に詰将棋は基本的に人に教えられるものではなく自ら詰将棋に感動する感性が湧きおこらない限り趣味としては長続きしないということを申し上げた。

 今回の詰将棋は21手詰。駒交換に移動合。文鎮のような詰上がり。

f:id:stoneriverki:20190715051611g:plain