4月23日、叡王戦第2局が開催された。
先手・菅井8段が3間飛車に振り、115手で勝利した。
第1局が王手もかけさせてもらえず惨敗したが本局は打って変わって逆の立場となった。終始AIの評価も菅井8段が50を割ることもなく完璧な指し廻しだったと思う。
タイトル戦の始まる前に菅井8段はインタビューで「最高の居飛車対最高の振り飛車」をお見せしたいとのべていたが、それがほらでないことが証明された。
今回、負けていたら3タテで叩きのめされるのではないかとも危惧していた。
これであらためての3番勝負となるが、「ほっと一安心」ということで満足せず、彼にはタイトル奪取の気概を持ってのぞんでもらいたいし、フアンとしても精一杯の応援をしたいと思っている。
今回の詰将棋:25手詰