ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

ベスト4入りをかけて

 1月11日、叡王戦本戦で菅井竜也7段vs佐々木大地5段の一戦がおこなわれた。いったい、どちらを応援すればいいんだというところだが、私から振り飛車を取り上げたら詰将棋しか残らないから方針は明白だ。とにかく好局を期待した。

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  菅井7段の先手で始まった本局は55歩位取り中飛車となり50手目に後手が54歩と打ったのが上記の途中図である。

 ここから先手は55歩とあわせて攻めを継続するが捌けば捌かれるというように、どうも先手はねじり合いの攻防に遅れを取ったというか力負けの感じがした。結果、後手が100手で勝利した。

 佐々木5段はC2順位戦で現在昇級の目がほとんどないとは信じられないほどだ。世の中には強すぎる5段がいるものだ。もう脱帽しかあるまい。ぜひこの叡王戦での快進撃を続けてほしいものだ。