7月15日は朝日杯、銀河戦、順位戦などの対局が行われた。順位戦より、先手山本博志4段vs後手近藤正和7段の一戦が相振りとなった。
互いに初手は78飛、32飛といきなり飛車を振り合うまるでアマの将棋のような出だしだ。
途中図は39手目56歩と互いに銀の取り合いを目指したがここで後手66銀と指し、同歩に65歩と指したのがうまい手だった。以下、主導権を握ったようだが、後手49手目に飛と角あたりに67金と打った手に対して先手は飛を見捨てて11角成としたのが勝負手だった。終盤に後手の猛攻を一瞬かわして態を入れ替え79手で先手が勝利した。
今回の詰将棋:17手詰