ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

将棋ペンクラブ関西交流会

 詰将棋パラダイス5月号の小学校<選題の言葉>でも、記載したように5月4日に関西将棋会館で開催された将棋ペンクラブの交流会へ参加してきました。
 関東から唯一、参加された湯川博士氏を始め15人ほど集まりました。普及指導員などをされて、子供達の指導などにあたられている方が参加者には多く、詰将棋関係者は私だけでした。
 福井県居住の日本将棋連盟の指導棋士である田中幸道四段より、飛車香落ちで指導将棋を受けました。力戦型になりましたが、私らしい力強い指しまわしで勝利しました。引き続いて、10人ほどでリレー将棋がおこなわれ、その一員として振り飛車戦の居飛車側(振り飛車党の私にとっては不慣れ?)を持ちました。皆さん、三段以上の実力があったようで、極端におかしな手もなく、なかなかの熱戦譜であったと思います。
 最後に、色紙やアカシヤ書店提供の将棋の本などがお土産として配付されました。私は、田邉重信著作の「秀作懐古録」などの詰将棋の本ばかりを四冊ほどいただきました。これだけでも、参加費(2000円)以上の大収穫でした。
 打ち上げはJR福島駅近くの居酒屋で12人参加。現在、詰パラで「詰鬼人物語」を連載中の湯川氏としばし、詰将棋談義。七条兼三氏との交流裏話もお聞きしました。あの連載は一年は続くことはないそうです。また、湯川氏は大道棋の魅力に引き込まれて、この世界に関わりを持っていらっしゃる方で、私みたいに一般の詰キストの目からすると大変めずらしい入り方だと思います。いろんな詰将棋作家の名が登場する中で、駒場和男氏を高く買われていたことが特に印象に残りました。
 5月下旬には関東でも交流会があります。私は行けませんが、例年、関西よりも参加者が多いのできっと盛会になることでしょう。