ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

思わず目が覚めた3三銀

 16日に行われた第69期C2順位戦。大所帯のため局数が多いが、相振り飛車や単独振り飛車の将棋を中心に10局ほど、パソコンの画面上に開いてみていた。
 特に、中村亮介五段VS瀬川晶司四段の将棋は先手早石田で玉の囲いが一旦5八玉と上がる今はやりの指し方だったため、注目していた。この一番は終局が遅い方の部だったが、99手目の3三銀が指された時には本当に目が覚めるほどビックリした。
 詰将棋では焦点の捨て駒として時折、見かける好手程度のものだが、実戦では詰まない限り、着手に躊躇するものがある。やはり、終盤の寄せ合いでは犠牲を払ってでも先手を取る(本局の場合は詰めろがかかる)ことが大切なんだなとあらためて学ばせていただきました。
本日の詰将棋:5手詰