ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ストンリバーの「相振り好局選」追加ー31

山口千嶺八段vs内藤国雄九段 第28期王座戦予選 途中図以下、後手が7筋の歩を交換して73金の形が少し悪い瞬間をとらえ、45手目65歩以下山口流の攻めを展開する。収束は大駒3枚を使いこなした攻めを決める。 ▲76銀 ▽74歩 ▲同歩 ▽同金 ▲75歩 …

第22回北九州将棋フエステイバル

例年、3月に小倉で開催される標記のイベントのチラシが西日本産業貿易コンベンション協会より、送られてきたのでこのブログでも紹介いたします。 今年からイベントの名称から、ハイビジョンが取れるそうである。「谷川vs久保」という両九段の記念対局をメ…

伊ヶ崎アマ竜王がプロと公式対局

昨年、アマ竜王戦で全国制覇した伊ヶ崎アマ竜王が第27期竜王戦6組で竹内雄悟四段と対局した。 対局日は昨年末であったが、既にその棋譜は読売新聞(1月16日〜1月22日)にて7譜に分けて掲載されたところである。 本ブログでは週刊将棋の記事と全棋譜の紹介に…

気軽に解ける5手詰(解答編)

1月7日付ブログ「気軽に解ける5手詰」の解答編です。 12人の方(うち全問正解者10人)よりメール解答をいただきました。ありがとうございました。短評・総評いただいた全てをまじえながら、各題を解説していきます。 33角成 65龍 同飛 同桂 65飛…

詰将棋解答選手権・開催地に手をあげる

詰将棋解答選手権「初級・一般戦」開催地募集が1月17日付、詰将棋解答選手権・速報ブログで広報されたところである。 前年と同じ会場を予約しておくなど事前に準備をしてきた詰将棋九州グループ(九G)としては1月21日にさっそく九州地区の一会場として開催…

女流名人位戦(大盤解説会)

里見香奈女流名人に中村真梨花女流二段が挑戦する第40期ユニバーサル杯女流名人位戦5番勝負が19日島根県出雲市の「出雲文化伝承館」で開幕した。 5連覇と永世称号「クイーン名人」(通算5期)獲得を目指す里見女流名人と初タイトルを目指す中村女流二…

女流名人位戦(前夜祭)

ユニバーサル杯第40期女流名人位戦第1局が1月19日に出雲市で開催される。 里見香奈三冠に対して中村真梨花女流二段が挑戦する。18日に開催された前夜祭に行ってきた。場所:ニューウエルシテイ出雲 pm6:30〜 式次第*報知新聞大阪支社 浜田昭文氏挨拶 …

ストンリバーの「相振り好局選」追加−30

山口千嶺八段vs大内延介九段 第29期王座戦予選 途中図より後手は36歩と合わせて、同飛より66飛の荒業に出る。この強引とも思える攻めが決まってしまうのだから、全盛期の大内九段の腕力の強さにはひたすら恐れ入ってしまう。 ▽36歩 ▲同歩 ▽同飛 ▲3…

第52回九州G例会報告

日時:平成26年1月11日(土)PM1から5場所:博多市民センター参加者:石川和彦 岩本修 太田慎一 倉掛又一 酒井博久 千々岩倫太郎 八尋久晴 以上7名二次会の参加者6名1 例会はいつものメンバーに加えて県外からは岩本修氏が参加された。2 課題作…

米長の将棋というか詰将棋

米長永世棋聖が死去されてから、1年余が経過した。昨年末までに追悼の意で相次いで実戦集が4冊も発行されている。一つは「米長の将棋 完全版」と題した3巻からなる本と、もう一つは「米長邦雄 名局集」である。 前者の完全版の構成は 1巻→居飛車対振り飛…

気軽に解ける5手詰

詰パラ新年号が元旦まで入手できなかったので、正月三が日に詰将棋創作に挑戦してみた。盤面を大きく使い、意識的に5手詰を中心に10数題作り上げた。やはり短編の手筋は掘り尽くされた感があり、新味を出す創作には難しいものがある。 いずれも専門誌に投…

ストンリバーの「相振り好局選」追加−29

森安秀光九段vs高島弘光八段 第5期名将戦 当時、金無双が主流であった玉の囲い方だが本局では先手が高美濃囲いで、後手が金矢倉である。 やはり囲いの違いによって、少しづつ攻め味が異なるものである。中段での銀の駆け引きも面白い。▲65歩 ▽94歩 ▲6…

第18回新春飛梅杯将棋大会

標記の大会は昨年末まで開催日の情報がつかめずに苦慮していたが、開催する主催支部より年賀の挨拶を兼ねた大会案内が届いた。この大会は1月にある「詰将棋の会合」と連続する日であれば、時折参加していたが今年は1週間こちらが早い。それにしても大会日が…

新年にあたって

将棋フアンの皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。マイ年賀状を公開いたします。

守られなかった伝統

詰パラ新年号が年内に届かなかった。個人的に長いパラ会員歴のなかにあって初めての出来事である。 詰パラという雑誌は、東京や大阪の将棋会館の書籍部等で販売されることはあっても、残りは直接購読される会員によって支えられている。 例月、詰パラは月始…