ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

驚きの途中局面

第64期王位戦第5局(徳島対局)が8月22日より始まった。

居飛車の将棋と分かり切っているときは私はあまり積極的に観戦することはない。

第1日目はいったいどんな将棋を指しているのかと確認のため午後3時ごろABEMAにつないでみた。すると一瞬、相振り飛車ではないかと我が目を疑った(相振り飛車独特の玉の囲い方ではなかったけれど)。時折、横歩取りや縦歩取りからひねり飛車風にこういう形に希になることは知っていたが多分そういう流れなのだろうと思った。

 この局面から相振り飛車独特の駒の流れや手筋が出現するかもしれないと思い終局まで観戦することにした。

 見始めた局面から2日目になっても膠着状態が続いていた。攻めに転じた封じ手の後手14角が功を奏するかどうかが本局の命運を決めそうであった。互角の攻防が続いていたとは思うが最後は王位が勝利してタイトル防衛を決めた。

 

今回の詰将棋:9手詰