毎年、「学生王座戦や十傑戦など」が掲載される小冊子は「アマ将棋レーティング選手権」と共にアマレンより購入している。
さて、早稲田大学将棋部の現主将で朝日杯でもプロに2勝した実力者の川島滉生さん。彼はまたマイナビ出版より「機動力&防御力 中飛車穴熊で勝つ」の書でも話題を呼んでいる。
前著で彼の将棋が複数局載っていたので紹介したい。
棋譜並べをしていたらどうやら「振り飛車穴熊」を得意としているようである。
図は後手の角交換四間飛車穴熊から指し手が進んで、先手が43角と打ち込んだところ。これに対して後手は45桂と桂交換をはかりながら、つぎに75歩から65歩と突き捨てをしながら本格的な戦いとなった。指し手は細かい攻めをうまくつなぎながら食らいつくような将棋の印象を受けた。勝負は112手で後手が勝っている。
今回の詰将棋:17手詰