8月10日に女流順位戦の先手・石本さくら女流2段vs後手・伊藤沙恵女流3段の一戦が行われた。先手のいきなりの3間飛車に対して後手は4間飛車で始まった。
振り飛車の対抗型で振り飛車側を持って将棋を指している伊藤さんを見たことはない。なぜか相振りだけは指す不思議な人だ。私は振り飛車の将棋しか追いかけないので伊藤さんの棋譜は相振りしか真剣にみたことがないということにもなる。
さて途中図は後手80手目79角と打ったところである。
このあと、69歩と67歩の交換が入ってから46角成と馬ができたのが後手として大きかった。先手も66飛から端攻めを絡めて攻め合ったが116手で後手が競り勝った。 先手は玉形の差が如実に出た感じである。
今回の詰将棋:11手詰