12月9日、女流王座戦の第4局が行われた。
先手:西山朋佳女流王座vs後手:里見香奈女流4冠の一戦。
またもや期待通り相振り飛車となった。
先手3間飛車vs後手向い飛車。
途中図は昼食休憩時点で後手が42手目24飛と指したところ。
このあと、局面は一時、千日手気味に進行した。先手の28にいた玉が78まで動いたり、後手玉は穴熊に潜りながら自ら這い出してきたりしていた。68手目に後手が63角と打ったあたりから後手がよいのでは見方があったが、107手目あたりで先手の角金銀桂が6筋に集中したあたりでは先手がよくなってきたように感じた。とにかく先手はこの難局を129手で制し、2勝2敗にもどして第5戦の最終局へもつれこむこととなった。振り飛車戦の熱戦を期待したい。
今回の詰将棋:25手詰