ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

倉敷へ行く

 11月23日倉敷籐花戦第2局が倉敷市で公開対局(午後から)として行われた。会場の芸文館ホールの別棟(芸文館シアター)では菅井7段による大盤解説会が同時進行としてあった。対局そのものは10時開始で先手里見さんの中飛車に後手伊藤さんの3間飛車として始まり、昼食休憩後の再開が公開対局となったものである。まず、戦型そのものが相振り飛車となり実にほっとした。わざわざ九州から来たかいがあったというものである。相振りは一番、熟知している戦法なので終始、二人の対局姿を見ながら観戦した。自分ならこう指すということを常に心掛け乍らみていたので、割と充実した午後のひとときを満喫することができた。将棋は98手目、後手の66香が好手だと思う。それを境に後手の指しやすさが続き152手で伊藤さんの勝ちとなった。相振りはどちらが勝ってもいいものだが、伊藤さんにとっては本領発揮できたのでよかったのではないでしょうか。

 これで1勝1敗となり24日に引き続き第3局がおこなわれる。

今回の詰将棋は29手詰。

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