8月31日・叡王戦の予選の一つは田村康介7段vs窪田義行7段の一局だった。先手田村7段は豪快な棋風。後手窪田7段は個性的な振り飛車党。これがみていて面白くならないわけがない。先手3間飛車、後手向い飛車で始まったが、先手の指し方が終始積極的だった。大駒を切ってバリバリいくかと思いきや、43桂と打った駒が31に成って端の桂香を拾う余裕?をみせたりして積極的な中にもためる呼吸というものを教えてもらった感じがした。将棋は相撲にたとえるなら先手の寄り切りの勝ちといったところか。
今回の詰将棋は25手詰。