9月28日は叡王戦4段予選があり、まず10時から振り飛車党の古森4段vs本田4段の一戦を観戦。
初手いきなりの3間飛車から序盤早々、飛角の総変えとなり、上図で後手は20手目に15歩と突いた。これを同歩なら18歩から同香、19飛で後手がよい。どう受けるかと注視していると85飛と打った。以下84歩、同飛、95角、77角、84角、22角成と難しい中盤戦へと進行しそのまま終盤へと流れた。先手玉に詰めろがかかった状態で先手は後手玉に必死に迫っていく。大駒への合駒のアヤが数回出てきたりして正に「詰むや詰まざるや」の状態。どうも後手は受け損なった感じで最後は先手が103手で勝利した。
古森4段は19時より本戦入りをかけて大橋5段と戦った。
先手でノーマル3間飛車をした。朝の本田戦の幸運なツキをそのままに87手で勝ちを納め本戦いりした。なんとなくひと暴れしそうな予感。
今回の詰将棋は19手詰。