ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

果たして相振りと云えるのか

8月29日の叡王戦(9段)予選。

10時からの対局で久保9段vs桐山9段戦をニコ動が解説者森内9段、アベマTVが藤森5段ほかだったので、2台のパソコンで開いて観戦した。

 先手久保9段は56歩から中飛車にしたが、後手桐山9段が32飛と応戦した。これを見て先手は68玉と上がった。私はこの時点で戦型は相振り飛車と言えないなのではないかといつも思う。それは相振り独特の玉の囲い方である金無双や矢倉などにならないから、ひどく違和感を覚えるのだ。玉の金銀の動きなどはまさに居飛車の指し方に近い。よって、後手の真正?振り飛車を応援したくもなってくるというものだ。やはり中飛車側は向い飛車などに振り直してまともな?相振りにしてもらいたいものだ。

さて将棋のほうは終始いぶし銀の異名を持つ桐山9段のペースで展開したが終盤久保9段の粘りにあい、177手で軍門に下った。

今回の詰将棋は15手詰。

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