9月23日午前10時から叡王戦7段予選の村山慈明7段vs田村康介7段戦があった。先手村山7段の居飛車穴熊に対して後手田村7段は3間飛車だった。この将棋は途中から振り飛車や穴熊の影も形もなくなるほど激戦だった。一手指した方がよくみえる感じだったが特に後手は74手目寄せのくさびとなる76桂を打てたのが大きかったような気がする。140手で後手の勝ち。
田村7段は午後7時からの対局で佐藤秀司7段と対戦した。この日、2回目の3間飛車で居飛車との対抗型となった。残念ながらこの将棋は田村7段が負けて本戦進出を逃した。
今回の詰将棋は15手詰。