標記大会が9月17日(前夜祭)、9月18日(指導将棋、本イベント)の2日間、小倉で開催された。
今年で24回となる。従来このイベントは3月に開催されていたところであるが、9月開催となった。
今年だけの臨時的な措置なのか、運営方針の真意のほどは分からない。
前夜祭での東和男八段(理事)の挨拶の中で、このイベントが9月になったのは将棋連盟側の事情によった
旨のニュアンスの発言があったが確かな情報として分かったことが2点ある。
一つは来年、10月28日(土)29日(日)に北九州で「国際将棋フオーラム」が開催されること。
もう一つは「北九州将棋フエスティバル」が来年はお休みで平成30年度に開催されることである。
さて、本イベントで3局の公開対局が行われた。
<早指し対局> 室谷由紀女流二段 vs 山口恵梨子女流二段
室谷 vs 山口.kif
<ペア対局> 中田功七段・菅井竜也七段 vs 森下卓九段・豊川孝弘七段
森下豊川 vs 中田菅井.kif
<記念対局> 山崎隆之八段 vs 行方尚史八段
山崎 vs 行方.kif
<指導対局>森下卓九段(上手) vs ストンリバー(下手)
午前中に行われた指導対局より私が森下卓九段より飛車香落ちで指導を受けた一局を紹介したい。
この将棋は中盤に突入したところでお互いに緩手が出る。下手48手目に28玉とさらに玉を囲おうとした手。
上手59手目26歩と突き捨てを入れようとした手である。図面は下手46手目65歩の局面。
ストンリバー vs 森下.kif