第22回となる北九州将棋フエステイバルに3月15日・16日の二日間、小倉へ行ってきた。
1 前夜祭(3月15日) 北橋北九州市長、引き続き谷川会長の挨拶を皮切りに立食パーテイが始まった。80名前後の参加者なり。私のテーブルには畠山七段が最初から来られた。棋界のよもやま話しを拝聴。そのほか、久保九段、船江五段の所へは挨拶に行ってしばし歓談。
2 指導対局(森下卓九段と飛香落ち)
事前申し込みしていた指導対局は、森下九段との対局を引き当てた。例によって、プロとの指導手合いは飛香落と決めている。中盤のわかれまでは難なく組み上がり、後もなんとなく下手が押し切ってしまった感じである。
3 女流早指し対局(村田智穂女流二段vs室谷由紀女流初段)
持ち時間なし。一手20秒将棋。畠山七段・船江五段・斉藤五段が適当にペアを組みながら舞台上でリアル解説した。
4 トークショー&関西子弟ぺアバトル(井上九段&船江五段vs畠山七段&斉藤五段)
ペア対局は持ち時間なし。一手20秒将棋。ただし、一分間の相談タイムが双方に一回。
解説は久保九段に聞き手が室谷女流初段。
5 記念対局(久保利明九段vs谷川浩司九段)
持ち時間10分、その後一手30秒将棋。立会 東七段。読み上げ 室谷女流初段。解説 森下九段&井上九段。 聞き手 村田女流二段。 先手の久保九段は56歩から中飛車を目指したが、谷川九段から32飛と相振り模様に構えられたため、居飛穴気味に玉の囲いを目指した。これは最近、よく見られる作戦である。終盤は久保九段が光速の寄せのお株を奪うような寄せを披露した。