ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

関西駒の会

 「関西駒の会」設立10周年祝賀会へ行ってきた。
9月27日、大阪は梅田にあるホテル阪神で開催された。
参加者は約50名。うちプロの参加者が東和男理事を筆頭に久保利明九段、井上慶太九段、西川和宏五段、船江恒平五段、村田智穂女流二段、長谷川優貴女流二段、高浜愛子女流3級と華やかな顔ぶれであった。


 関西駒の会とは文字通り将棋の駒作りの会である。会のメンバーが作成した駒がタイトル戦で使用されるなどの実績もあって、プロ将棋界との交流も厚いのである。私は将棋を指したり、詰将棋を作ったりするが、駒作りとは無縁な男である。なぜ、今回私が参加したのかと云えば近年、某タイトル戦の前夜祭の会場で駒の会中心メンバーの方々とふとしたことから意気投合したことにより、いつかこの会にも遊びにおいでくださいとお誘いを受けていたのである。駒の会の活動は関西将棋会館で定期的に例会をされており、これは詰将棋の会合「創棋会」と似たような周期で将棋会館を利用されている。創棋会の例会に時折、参加するように駒の会の例会にも気軽にのぞけるような環境にあったことによる。


 さて、祝賀会の方は駒の会10年史スライド紹介、ミニオークションなど多彩であったがその一つに船江、西川両5段による席上対局があった。西川5段は振り飛車党なので対局が始まる少し前に船江5段に相振り飛車の将棋をみせてくださいとささやいてみました。彼は居飛車党ですが、まれに相振りの公式対局が数局あるのを知っていたので、・・・そうしたら、彼も私のリクエスト?に見事応えてくれました。対局進行の後半には久保9段が解説に加わるなど私にとっては実に楽しい公開対局となりました。同じテーブルで大フアンの久保9段ともゆっくりお話も出来て、またプレゼント抽選会では色紙を2本頂戴するなど本当に思い出に残る祝賀会となりました。

西川vs船江.kif 直