8月19日に開催された4段予選の午後2時からの対局が相振りとなった。先手・里見女流5冠vs古森悠太4段である。
古森4段は私が大阪へ行くとき時折訪問している「関西駒の会」のお世話をされている方の御子息である。彼が3段時代に「駒の会」の例会に指導対局で来場されたことがあり、私も一局を飛香落で教わった経験がある。当時、三段リーグではどんな将棋を指されているのか分からなかったが、晴れて四段になられた時、振り飛車党であることが判明しこれは本格的に応援しなくてはと、思いを新たにしたものである。
さて将棋のほうは互いに囲いが金無双と思いきや、先手のそれが一路左による趣向をみせたものの90手で後手が勝利した。
なお、勝った古森4段は午後7時より池永大志4段と対戦した。
古森4段の先手中飛車対居飛車の対抗型となった。昔ながらの古風なツノ銀中飛車の指し回しで勝利し4段ブロックの準決勝進出となった。
今回の詰将棋は23手詰。