9月20日付ブログ「ストンリバーの3手・5手」の解答編です。
6人の方(うち全問正解者6人)よりメール解答をいただきました。ありがとうございました。
短評・総評いただいた全てをまじえながら、各題を解説いたします。
28銀 同玉 25飛 まで3手詰。
*初手28銀が意外。
*角取りを防ぐには?ですね。
*28銀が成立する配置が素晴らしい。
56馬 同馬 34銀 まで3手詰。
*銀のアシストが素敵。
*中合を阻止。
*上手く馬の利きを変える。
37龍 29玉 58銀 まで3手詰。
*またも素敵なアシスト。
*飛取りを阻止。
*詰めがたい格好ですね。
56馬 同と 95角 35玉 62角成 まで5手詰。
*角馬の活躍が素敵。
*一旦引くのが好手段。
*天空の舞台に竜馬が躍る。
64飛 55玉 53飛成 同馬 46角 まで5手詰。
*飛角のコンビネーションは抜群。
*角の利きを通すためにひと工夫。
*ビシッと天王山で決まるのがいいですね。
48角 26香上 58角 24玉 57角 まで5手詰。
*角2枚縦に並べて飛からのガードは素敵。
*線駒の攻防。角の着手順、移動場所に少考。
*限定移動の空き王手に移動合い、気分すっきりです。
37角 同と 25銀 26玉 34銀 まで5手詰。
*銀の巧みな動きは素敵。
*予め穴を塞ぐのがポイント。
*銀の小移動がいい味出してますね。
17銀 15玉 26龍 14玉 28銀 まで5手詰。
*銀の巧みな香のガード。
*香取りを阻止。
*銀の位置をひとつずらすのがミソですか。
*17銀、15玉、16銀、14玉、15銀、13玉、24銀までの余詰。修正図として考えたのが22金をのぞいて47角を置く案です。
☆思わぬ落とし穴(鬼より怖い両王手)が待っていましたね。修正は22金の代わりに遠くに角を置いて牽制する55角あるいは47角など、いろんな修正案がありそうです。
66飛 73馬 36金 同玉 47銀 まで5手詰。
*銀のダブル王手狙いは意外。
*縦から横へバッテリーの組み替え。入選級だと思います。
*まず初手56銀、同玉、46金、同玉、66飛が浮かんで相当悩みました。一粒で2度おいしい、今回の私のお気に入り。
*最終手は47銀の両王手もあるところですが、他の作品の流れから馬の利きを止める55銀を選びました。
☆作意に限定したいなら81桂を置けば良いのですが、そこまでしておくべきだったかもしれません。
59金 同銀成 27角 同香 44飛 まで5手詰。
*焦点の角打ちがニクイ手でした。
*焦点捨てで飛車の道を拓く。
*銀成を限定する初手に惚れました。
<総評>
*今回も自分には難しい問題(6番)があって、よく作れるものだと感心しています。
*いずれも軽快な手順で楽しめました。
*今回は短編ながら、は、とする素晴らしい作品を紹介してくださいましてありがとうございました。
<全問正解者>
森住 嵐田保夫 青い蛙 蛇塚 占魚亭 藤田卓志
☆今回は解答者数が少なかったので、全員に図書カードをお送りいたします。