第10回を迎える『加古川将棋まつり』に行ってきた。
10回という節目の将棋まつりだが、“棋士のまち加古川”にふさわしく、市民にも温かく支援されての定着したイベントとなっているようだ。
新人王戦とともに若手棋士の登竜門ともなった感のある加古川青流戦の開催、加古川市の観光大使に棋士5人がなるなど、加古川は真に将棋の街である。
出場棋士は次の7名であった。
井上慶太九段、久保利明九段、神吉宏充七段、稲葉陽七段、船江恒平五段、村田智穂女流二段、室田伊緒女流二段
プログラムは指導対局、将棋クイズ(神吉七段)、詰将棋講座(船江五段)、早指し模範対局など盛り沢山で、半日将棋で楽しむには十分すぎる内容である。
詰将棋講座について
船江五段が講師、アシスタントを久保九段がそれぞれ務められた。
詰将棋を出題しながら解答が分かった人に挙手してもらい、壇上にて正解をだすと賞品を渡すという方法で進められた。
詰将棋はまず古図式などの入門的作品が順次5題出されて、その後に船江・久保・神吉・さんの作品がそれぞれ出題されたので、その3題を紹介したい。
関西『華』対決!
村田智穂女流二段vs室田伊緒女流二段
久保九段vs若手棋士との10秒将棋
久保利明九段vs船江恒平五段