日時:平成25年10月26日午前10時より終日。
女流棋士:長谷川優貴女流二段、香川愛生女流王将、
室田伊緒女流初段、室谷由紀女流初段
女流王座戦の対局会場となった場所で、大盤解説会を兼ねた駒桜イベントが開催されることは極めて珍しいことだそうだ。芝苑は高級料亭であり、長崎でいえば丸山の花月で行われるようなものかもしれない。
大盤解説のほうは淡路九段と久保九段が交互につとめる一方、、女流の四名が入れ替わり立ち代わって聞き手を務めた。里見三冠の先手で石田流となったために、特に久保九段の専門分野? 自らの実戦例を紹介しながら、実にいきいきと解説をされていた。対局終了後、両対局者は大盤解説会場へ移動されて、久保九段を交えて、ポイントを振り返っていただいた。
その傍ら、女流棋士による指導対局があり、私は抽選で香川女流王将と対戦することになった。また、指導を受けた棋士(香川さん)より色紙のプレゼントを受けた。また、久保九段には私の好きな将棋の格言「と金のおそ早」と揮毫してもらった。
昼休み休憩に入った局面が「次の一手」として、出題されたが午後の再開後、里見さんが指した手は「3三角成」だった。私は「1六歩」を予想したのではずれた。また、午後の対局再開後、まもなくして5分間だけ対局の観戦が許された。短い時間だったが、対局の緊迫感は十分堪能できた。
初のタイトルホルダーとなった香川さんに敬意を表して「飛香落ち」で教わった。
途中図は駒組の頂点に達したので、65歩以下果敢に攻めた。下手、なんとなくうまく行き過ぎた一局である。
▲65歩 ▽53銀 ▲66銀 ▽14歩 ▲28玉 ▽25歩 ▲56歩 ▽同歩
▲55歩 ▽43銀 ▲74歩 ▽同歩 ▲同飛 ▽73歩 ▲44飛 ▽同銀右
▲42角成 ▽52金 ▲43馬 ▽同金 ▲32角 ▽53金 ▲54歩 ▽52金
▲23角成 ▽69飛 ▲34馬 ▽26歩 ▲52馬 ▽27歩成 ▲同銀 まで76手で下手の勝