ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

A級棋士の運命は2月に決まる

 ラスト前の対局(8回戦)が2月1日に一斉に行われた。
2月27日は9回戦(ラスト)で「将棋界の一番長い日」となる。

今年は挑戦者への道も、降級者の目も混沌としている。
私の最大の注目点は、いまや久保9段の残留である。
8回戦を前に降級争いを演じているのは次のとおりである。
久保9段、深浦9段、郷田王将が各2勝で、広瀬8段が1勝となっていた。


さて、8回戦の組み合わせにより結果次第では挑戦者と降級者が決まる可能性があったのですが、それはどちらも起こらず最終戦の4つの対局に強い意味合いがあることになりました。
 9回戦ではまず、挑戦者は直接対局の佐藤8段が行方8段に勝てばすんなり決まり、負けたら両者のプレーオフとなる。
深浦9段は残留が確定し、降級者は久保9段・広瀬8段・郷田王将・森内9段の4人の中より2人が降級する。

2月27日に博多で開催される「順位戦観戦会」(中田功7段と豊川孝弘7段の棋士解説)が俄然、盛り上がりそうですね。
なお、このイベントの詳細はこのブログ右上アンテナの「夢未来」にあります。私も行こうかな。