第5期清麗戦第4局が8月23日に関西将棋会館で行われた。
先手西山さんのいきなり3間飛車に対して後手里見さんは54歩。
これを見て少しイヤな感じがした。それは里見さんが52飛としてまた82飛に戻すのではということ。しかし、先手11手目での22角成で後手は同飛と取らざるを得ずそのまま向い飛車に落ち着いた。まともな将棋になり一安心。
図は58手目後手が26歩と打った局面。ここでは同歩と取り、あえて後手の十字飛車をゆるす指し方もあったようだが先手は36角と打った。後手から27歩成 同角
26飛と指されてからは以後、2筋を再三攻める手が続き後手が指しやすくなった。
94手で後手が勝ち、清麗を防衛した。
今回の詰将棋:13手詰