指し将棋の方は振り飛車一辺倒である。
相手からそれはさせないと止められたことは一度もない。
一見、原始筋違い角をされると困るようだが、これとて45角に対して一旦、62飛と指して34角に42飛とすればりっぱな4間飛車である。
このように振り飛車は自己主張が通る戦法である。
自己主張を通すということは詰将棋創作でもとても大切なことです。
対戦相手にあたるものが詰将棋では余詰、変同、非限定、手順前後などの対策に苦慮しますがそれらを乗り越えて好手をちりばめながら自らの思い描いた収束などを完成させることが自己主張を通したことになります。
今回の詰将棋:11手詰