詰将棋パラダイス誌の読者である。
近頃、当誌では合作の作品がよく散見される。
個人的には大変憂うべきことだと思います。
火付け役は若島正氏の一連の合作が影響しているのであろうか。
しかし、彼の場合は特別の事情が存在する。
詰パラ8月号をみて、ここまで来たかの思いだ。
合作特集のコーナーまで出現した。
小学校の結果稿では3人の合作経緯には思わずのけぞりそうになった。
ある詰将棋の会合があったとする。
Aさんは課題作を作って参加する。
Bさんがここはこうすればもっとよくなると提言する。
それには余詰があったのでCさんがうまく修正する。
かくしてABC3人の合作として投稿する。
実はこれと似通ったことが起きているのではないか。
詰パラの「読者サロン」にでも問題提起しようかと思った。
どうせ「老いの繰り言」として片づけられるだろう。
こんな感想を持つのはきっと私だけなのだろう。
詰将棋界の新しい流れとあきらめている。
今回の詰将棋:21手詰