10月16日、標記の対戦が行われた。
里見チーム対伊藤チームである。
このカードは最終局(9局)までもつれた。
この9局のうち振り飛車戦が8局あり、うち3局が相振り飛車となった。
ところでこのアベマトーナメントは男性棋士が無料で女流が有料なのはなぜなのか、ちょっと真剣に考えてみた。
アマの将棋フアンは振り飛車好きが多いのが事実だ。
「相がかり」のこムズかしい将棋よりはやはり振り飛車戦を観ているほうが楽しい。
そこらあたりの事情にアベマさんも注目したのではないだろうか。
きっとそうに違いない。私も思わず登録してしまった。
さて、将棋のほうは第2局の里見咲紀vs石本さくら戦(相振り)を紹介したい。
図は62手目後手が31香と指したところである。
このあと互いに激しい攻め合いとなったが141手で先手が勝利した。
この将棋には一つの特徴がある。
図の31香をさかいに香を取ったり取られたりして、その香の活用が頻繁に出現する。
香とはこういう風に使用するものだと初心者には大いに勉強になるだろう。
今回の詰将棋:13手詰