ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

詰パラ編集長がラジオ出演

10月24日NHK大阪放送局の夕方の関西ラジオワイドという番組のなかでPM5時20分〜50分までの約30分間、インタビュウを受ける形で放送があった。


まず、ゲストプロフィールとして紹介されたのが次のとおりです。
 「日本で唯一の詰将棋専門雑誌が創刊60周年を迎えました。相手の玉将を王手の連続で詰めていく詰将棋。編集長の水上さんは長年、子供からプロまで幅広いフアンが楽しむ雑誌作りに取り組んできました。詰将棋の面白さを伺います。」


つぎに、関西ラジオワイドのツイッターのツイートで中身を振り返ってみますと、次のとおりです。


私もインターネットラジオにて全内容を聴いたので上記のツイッターの内容を少し補足いたします。
詰将棋の作品には1手詰から千手超えまであるという部分では1525手詰(橋本作・ミクロコスモス)の紹介もされましたし、結婚祝賀詰の例を示しながらあぶり出しなど曲詰の紹介もされていました。

*毎月50ないし100問の出題と投稿作品が300問と云う部分では担当者などがすべてボランテイアであることの説明あり。

*同一作・類似作の問題ではこれまで作品のデータベース化が進んでいることの説明あり。

*水上さんが編集長になったいきさつは39歳の時に前編集長から相談をうけたことがきっかけであった由。

*水上さん自身は詰将棋の魅力について、指し将棋のように勝ち負けではない別の楽しみ即ち作品が完成した時の得も言われぬ快感にあるそうです。

*発売間もない詰パラがぼろぼろになっていたプロ棋士と云うのは豊島七段のことです。羽生名人、谷川会長をはじめ多くのプロ棋士から奨励会員にいたるまで購読いただいていることに水上さんは感謝の言葉を述べられていました。プロの方の購読理由は実戦(読み)の訓練で使用すると言う方がほとんどだそうです。

*水上さんは詰将棋をドミノ構築にたとえられていましたが、アナウンサーの方は迷路(の脱出)に似ているとおっしゃっていました。