途中図は３０手目３４飛の局面。この将棋は序盤から少々、変わった出だしの相振り飛車となった。先手玉の不安定な動きと後手の居玉が示すように、その後もずっと手将棋模様が続く。角の使い方が参考になる一局でもある。
▲３５歩 ▽同飛 ▲４４角 ▽３４飛 ▲５３角成 ▽４２角 ▲３５歩 ▽２４飛
▲４２馬 ▽同銀 ▲３７銀 ▽５３角 ▲８４歩 ▽同歩 ▲２１角 ▽３１金
▲６５角成 ▽３５角 ▲５５銀 ▽８３銀 ▲４６歩 ▽５４歩 ▲同馬 ▽３６歩
▲同玉 ▽５４飛 ▲同銀 ▽４４角 ▲９８飛 ▽２１角 ▲３４飛 ▽６２角
▲２７玉 ▽５３歩 ▲４５銀 ▽同桂 ▲同歩 ▽７６角 ▲８８飛 ▽７４歩
▲８２歩 ▽同金 ▲３６飛 ▽５４角 ▲４６銀 ▽３５歩 ▲同飛 ▽７３角
▲４７金 ▽４４銀 ▲３９飛 ▽４５銀 ▲６６桂 ▽４６銀 ▲５４桂 ▽４７銀生
▲４２桂成 ▽同金 ▲３１飛成 ▽４１金引 ▲４２銀 ▽６２玉 ▲５１角 ▽７２玉
▲７３角成 ▽同桂 ▲４１銀生 ▽３６銀打 ▲同龍 ▽同銀生 ▲同玉 ▽３５歩
まで１０２手で後手の勝ち。
