ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

コラボレーション考

 詰将棋パラダイス7月号の小学校・選題の言葉で<コラボレーションという外来語が苦手である。・・・・・>という記事を掲載した。

 そもそも、コラボレーション(collaboration)は、共に働く、協力するの意味で、合作、共同作業、利的協力などを指す言葉。
動詞形はコラボレート(collaborate)。しばしばというより、頻繁にコラボと省略される。

 1日に二、三時間でも良い。TV・ラジオを見たり、聞いたりする機会があったら耳を澄まして聴いてみるがよい。
コラボという言葉が聞こえてこない日はないはずである。
初共演、デユエット、協奏曲、カバー曲、協働、異業種交流など以前からの言葉を席捲する勢いなのである。

 言葉は時代とともに刻々と変化し、新しく生まれ、また消えていくものである。
いっそ、流行語大賞でも与えて、その勢いをそぎ、早く死語事典にでも入ってくれないかと個人的には思うが、
ダジャレの類いではないので、当分の間、しぶとく生き残るような気がしている。

本日の詰将棋:9手詰