ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

第34期女流王位戦第4局

 6月7日に標記の対局が行われた。

先手、里見さんは中飛車から、またしても28飛と戻してしまった。

こういう指し方は振り飛車党を小馬鹿にしているようなものだ。

しかし、どこからこんな構想が生まれ出るのか。

まるで「わたし、人生やり直します」と言っているみたいだ。

彼女の振り飛車をこれまで注目してきたが、この天邪鬼的な指し手には正直ガッカリする。

嘆きつつ、落胆しつつ後を観戦する気も失せてしまったので夕方に結果だけを確認することにした。

将棋は伊藤さんが負けていた。

今度、居飛車に戻されたら自分も居飛車に戻すとよい。

居飛車戦は得意戦法なのだから、対抗型の振り飛車側を持たされるよりはよいかもしれない。外野席は何とでもいえるものだ。

 

今回の詰将棋:15手詰