11月20日女流のアベマトーナメントが行われた。
準決勝第1試合、里見チーム対西山チームの対戦。
9回戦までもつれた大熱戦だった。
何といっても全局振り飛車戦(うち相振り2局)が素晴らしい。
そして最終局で里見4冠vs西山3冠の対戦という最高の演出となった。
雌雄を決するこの将棋は相振り飛車の激戦となり157手で西山3冠が勝利した。
ところで11月20日と21日は倉敷籐花の第2・3局が行われた。
里見4冠が加藤清麗の挑戦を2勝1敗で退けた。
この二人はこの秋、清麗戦・倉敷籐花のタイトル戦を競った。
一時は里見さんが13連勝するなど2人の対戦成績はダブルスコア―以上だった。
しかし、今回のシリーズを契機に様変わりの様相を呈してきた。
加藤さんが苦手意識を払拭したのかそれとも棋力の充実ぶりなのか。
おそらく後者の要因が大きいと思う。
2強に食い込むことができるのか今後の加藤さんの将棋にも注目していきたい。
今回の詰将棋:23手詰